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シャープ、データの高速伝送が可能なデジカメ専用メモリーを開発

公開日 2004/08/06 19:14
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「LRS1402」
●シャープ(株)は、業界で初めてNOR型フラッシュメモリーとSDRAMを小型パッケージに積層し、さらにデュアルバス対応で高速データ伝送を実現したデジタルカメラ専用メモリー「LRS1402」を開発、8月中旬から量産出荷を開始する。サンプル価格は4,200円(税込)。

本メモリーは、32MビットのNOR型フラッシュメモリーと256MビットのSDRAMを小型パッケージに積層。デジタルカメラのCPUとSDRAMとの間をダイレクトに接続し、大容量画像データを高速に伝送できるほか、同社が長年培ってきたスタックドCSPパッケージ技術を活用し、従来の実装面積を1/2に削減する小型パッケージを実現した。

さらに、フラッシュメモリーの書き換え時間を従来比約2倍に高速化した。これにより起動時間の短縮化や、各種設定情報の高速保存など、デジタルカメラの性能向上が期待できる。

【問い合わせ先】
シャープ(株)
IC事業本部 販売企画部
TEL/0743-65-3481

(Phile-web編集部)

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