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ヘッドホンで再生できるサラウンドコンテンツが「フレッツ・スクウェア」に登場

公開日 2004/02/13 18:08
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●NTT東日本は、松下電器産業(株)と協力し、通常のヘッドホンなどで5.1chサラウンドが擬似的に体感できるコンテンツを、フレッツ利用者専用サイト「フレッツ・スクウェア」で2月13日から配信する。配信は5月13日までを予定している。コンテンツの視聴は無料だが、NTT東日本が提供するBフレッツ、フレッツ・ADSLに加入する必要がある。

本コンテンツは、松下が開発した音響再生技術「Personal Surround Technology(パーソナル・サラウンド・テクノロジー)」を使用したもの。NTT東日本では、昨年9月から「フレッツ・スクウェア」の1コーナーとして「5.1chサラウンドシアター」を開設し、5.1chサラウンドに対応したコンテンツの配信を行ってきたが、今回「フレッツ・スクウェア」を検証フィールドとして、「Personal Surround Technology」を使ったコンテンツの配信トライアルを行う。

「Personal Surround Technology」は、ヘッドホン装着による耳の音響特性変化を補正することにより、擬似的にサラウンド音声を再生する技術。松下電器AVコア技術開発センターの空間音響の研究から生まれたもの。ヘッドホンで聴く音特有の頭の中に感じる状態や圧迫感が少なく、長時間聴いても疲れにくいほか、通常のヘッドホンで音の3次元方向感を高精度に実現するのが特徴となる。

本トライアルに合わせ、NTT東日本では「5.1chサラウンドシアター」を、フレッツ・スクウェア内にあるハイビジョンクラスの高品質コンテンツを集めた「次世代ストリーミングシアター」と統合し、新たに「次世代5.1ch&ハイビジョンシアター」とする。

主なコンテンツには、TVCMイメージソング「Page」を提供したロックバンド「OpenEnd」の最新プロモーションビデオ映像を用意。1Mbps、3Mbpsのコンテンツが用意され、共にWindows Media 9シリーズによるコーデックとなる。今後は6Mbpsのコンテンツも配信予定という。

【問合せ先】
東日本電信電話株式会社 サービス開発部 フレッツサービス推進室
TEL/03-5353-4341

松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリューションズ社
ビジネスソリューション本部 法人・メディアグループ
TEL/03-6710-3137

(Phile-web編集部)

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