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<会田 肇のCES2004レポート 3>カーオーディオで「iPod」がコントロールできる!

2004/01/13
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●アルパインは同社製カーオーディオ向けに、アメリカ市場で「iPod」対応のコントロールシステムを発売する。

これはアルパインがほとんどのカーオーディオに搭載している『Ai-NET』によってコントロールを可能にするもので、「iPod Ready Interface kit」と名付けられている。このキットを「Ai-NET」対応のカーオーディオに接続すれば、iPodがカーオーディオ側から自由にコントロールが可能になり、そこには再生中の曲の情報(プレイリスト、アルバム、アーティスト、タイトルなど)までも表示ができるようになるというわけだ。また、接続と同時にiPodの充電も可能となり、クルマで楽しんだ後はそのまま持ち出すことも可能になる。

今後はこのキットを本体内に組み込んだレシーバーも計画中で、たとえば前面に接続端子を用意すればケーブル1本でiPodとのリンクが実現する。iPodは折しもmini版の発売が発表されたばかり。日本国内への導入も検討されており、このキットを発表した後はapple社からも熱心なコンタクトがあり、ユーザーの反応も含め予想以上のものがあったと言う。全世界に200万台はあると言われるiPodだけに、カーオーディオの新たな市場拡大につながりそうだ。

(会田 肇)

[ces2004]

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