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エプソン、液晶リアプロジェクションTVで北米ホームTV市場へ本格参入

2004/01/07
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プリンタユニットを標準搭載した、エプソンの液晶リアプロジェクションテレビ
●セイコーエプソン(株)は大画面・ハイビジョン対応を普及価格帯で実現した液晶リアプロジェクションTVの開発を明らかにした。同社は本年2月上旬より、北米市場において「Livingstation」のブランド名で商品投入し、北米ホームTV市場へ本格参入していく構えだ。

現在米国では、地上波デジタルTV放送の普及により、TV視聴世帯の90%以上がHDTV視聴可能であり、コンテンツも伸展するとともに、ホームTVの買い換え需要が高まりつつあるという。同社ではデジタル情報社会に向けた画像と映像の融合による商品の実現をめざして、今回、世界で初めてプリンタを内蔵した大画面・ハイビジョン対応の液晶リアプロジェクションTVの市場投入を決定したという。

本機では、PDPや液晶といった他方式に比べて高精細な大画面を低価格で提供できる液晶リアプロジェクション方式を採用し、当社に蓄積されている液晶プロジェクション技術が活かされている。また同社の世界各国で高いシェアを持つプリンタ事業のノウハウを活かし、プリンタユニットを標準搭載し、映像と画像を一台で楽しむといった新しいコンセプトも採用された。これにより、高画質な大画面映像とともにお気に入りのシーンやデジタルカメラで撮影した画像等も手軽に印刷するといった楽しみ方も併せて提案している。

同社では本機を1月8日より米国・ラスベガスで開催される「2004 International Consumer Electronics Show(CES)」で発表する計画である。

【問い合わせ先】
セイコーエプソン株式会社
広報部 TEL:03-3340-2637(直)/0266-58-1705(直)

(Phile-web編集部)

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