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市川二朗の「web版 19.55畳の引力 <2>」え、プロジェクター買い替えちゃうの?!、の巻

公開日 2004/01/02 00:42
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お気楽シアターの語り部、VPH-G70QJ/疲れ果てたパワーアンプ
●我がお気楽シアターは、早いもので始動から4年7ヶ月が経過した。昨年一番のトピックはスクリーン交換と、それに伴ったセッティング変更だ。スクリーンは交換したら画質がかなり変わった。着古したワイシャツが、新品のパリッとノリの利いたものに変わったかのような印象である。ただこれも僕個人としては、マイナーチェンジにすぎないと思っている。今年はどうにか大きなことをやりたいと目論んでいるのだが、実現するか否かは神のみぞ知る。で、やりたいことはこんなことである…。

★プロジェクター交換
現用のソニーVPH−G70QJは、99年の秋に購入したもので、お気楽シアターの歴史の語り部ともいえる存在である。当時の定価は280万円(!)、大仰で気分屋のこの機械を馴らすのに手こずったが、今では水も滴るような瑞々しい画を見せてくれる。しかし、所詮AV機器である。4年以上もシアターのど真ん中に、鎮座しているというのはいかがなものか。AVライターとして新しい機械を導入しなきゃならんという気持ちと、また4年間積もったプロジェクター内のホコリのことを思うと、居ても立ってもいられないのだ。早く隠居させてやりたいのだが、問題は後継機だ。いいものがあってもあまり高いのは買えない。条件はG70より画質が良くって、B5サイズで、ファン音は10dB以下で、±1Vのレンズシフトがついて、で定価50万円ぐらいで・・・、なんてえのは初夢ですな。

★アンプ交換
プリアンプは3年前に中古で購入したアキュフェーズC−280V。1990年発売の製品である。購入直後に5万円かけてオーバーホール(あの高級ボリュームはC−290Vと同じものに交換されちゃった!)したので、まだいけそうだ。問題はパワーアンプである。現用はヤマハ創立100周年記念モデルのMX−10000で、これも中古で9年前に購入したものだ。独特の回路で独特の切れのある音色を聴かせてくれるのだが、これもやはり古い。最新のものに交換したいのだが、高級アンプは試聴する機会が限られている。そう、僕はビジュアル機器の仕事がほとんどなので、ピュアオーディオの仕事はお鉢がまわってこないのだ。今年はピュアオーディオ界にデビューしてアンプを買い替えるぞ、って目的が違うか
な?

★いっそのことお気楽シアター交換
4年間色々いじってきたお気楽シアター。4年も経てば買い替えなきゃいけないのは、AV機器も部屋も同じことだろう。ということで今年最大の目標はお気楽シアターの交換です! カミさんに言ったら完全にムシされましたけどね。それでもワタシはめげずに、新お気楽シアター構想を頭の中に巡らす寝正月なのです、ハイ。(市川二朗/つづく)

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