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ソニーマーケティング大健闘

2003/12/23
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●ソニーマーケティングの宮下次衛社長は、12月22日に開催された年末記者懇親会の席上で、この一年間を振り返って次のように語った。

「2003年はソニーマーケティングにとっていい年になりました。夏商戦ではPCのバイオが品切れを起こすほどの売れ行きを記録。また、下期には、デジタルAV分野で待望の成長商品を続々と市場投入しました。急成長を続ける薄型テレビでは、『プラズマベガ』14機種、『液晶ベガ』12機種の合計26機種にも及ぶラインナップを一気に整備しました。DVD録画機では『スゴ録』シリーズの愛称でハードディスク内蔵タイプ2機種、ストレートモデル2機種、VHSとの複合機1機種の5機種を整備。成長分野でのラインナップを揃えることによって売り上げが急激に伸びています。デジタルカメラでも『T1』が大変好調です。また、年末ぎりぎりの発売となりましたが『PSX』も、非常に好調な滑り出しを見せています。新聞紙上などでは、いろいろな書かれ方をされたりすることもありますがソニーは大変元気です」。

本年4月に宮下氏が社長に就任して以来、新たな体制で急速に市場での存在を高めてきたソニーマーケティング。薄型ディスプレイとDVD録画機が絶好調ななかで、地上デジタル放送がスタートし、来年はアテネオリンピックが開催される。デジタルAV機器の繚乱期に入ってきた今、強力な商品群を整備し活発な営業活動を展開する同社の動きが期待される。(Senka21編集部)

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