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オンキヨー、IntegraブランドのミドルクラスAVアンプを発売

公開日 2003/10/22 17:47
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DTX-7
●オンキヨー(株)は、“Integra”ブランドより、AVアンプ「Integra DTX-7」を11月20日より発売する。 価格は20万円。

本機はTHX Selectの規格認定を受けており、高精度32bitDSPを2基搭載している。1基はサラウンド音声のデコード処理を、もう1基はTHXやオリジナル・サラウンド・モードなどのポスト・プロセッシング処理を行う。DACチップは、192kHz/24bitのものを各チャンネルに採用。サラウンドバックは96kHzとなる。

多彩なサラウンドフォーマットに対応し、ドルビープロロジックII、ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS-ES (ディスクリート6.1/マトリクス6.1/Neo:6)、MPEG-2 AAC、DTS 96/24のデコード機能を搭載。さらにTHX規格に基づき、ドルビーデジタルEX信号のサラウンドL/Rchからサラウンドバックchをマトリクスデコードした後、さまざまなポストプロセッシング処理を施すTHXサラウンドEXデコーダーも搭載している。

フロント3ch信号のノイズ除去には、独自回路「VLSC」を搭載。高精度な192kHz/24bit DACによるD/A変換をさらに洗練させた完全オリジナル回路で、筐体内に流れるデジタル信号から発生し、聴感に悪影響を及ぼす高周波パルスノイズの影響を低減する。

回路内の全てのアースを一点に集中させる独自技術「WRAT」も、全チャンネルのパワーアンプ回路に採用。グラウンド電位を安定させ、。微小信号の細かなニュアンスまで再現する。

振動対策も行い、インシュレーター部には、適度な伸縮性と硬度を併せ持つ真鍮を採用。また、トップカバー裏面を共振防止材で補強したのも特筆できる。

また、2chステレオ再生時に、音楽再生に関係しない回路からの干渉を遮断する機能も搭載。はトーン・コントロールやビデオ回路、表示管などの回路などがパスされる。

操作性では、ボリューム関連の便利な機能が多数搭載されている。「インテリ・ボリューム」は、さまざまな入力機器やソース間で生じる音量差を予め補正できる機能。入力機器やソースを切り換える度にボリューム調整する必要がなくなる。また、「パワー・オン・ボリューム」では、電源を入れた時のボリューム値を設定できる。さらに、「マキシマム・ボリューム」ではボリューム調整の最大値を予め設定しておくことが可能。

また本機は、ホームネットワーク環境にもに対応。同社の独自規格「Net-Tune」に対応し、DTX-7からの遠隔操作で、LAN接続された別室のサーバー内の音楽が鑑賞できる。インターネット接続にも対応し、インターネットラジオも聴くことができる。

【問い合わせ先】
オンキヨー株式会社 
カスタマーセンター
TEL/0570-01-8111

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドIntegra
  • 型番DTX-7
  • 発売日2003年11月20日
  • 価格\200,000
【SPEC】
●定格出力:フロント145W+145W、センター145W、サラウンド145W+145W、サラウンドバック145W+145W、(6Ω、1kHz、0.1%THD)
●全高調波歪率:0.08%(定格出力時)
●周波数特性:10Hz-100kHz(CD、ダイレクトモード、+1/-3dB)●SN比:110dB(LINE、IHF-A)、80dB(PHONO MM IHF-A)
●音声入力端子:デジタル8(同軸×3、光×5)、アナログ9(各2ch)、マルチch1(7.1ch)
●音声出力端子:デジタル2(光×2)、アナログ3(REC OUT、各2ch)、マルチch1(7.1ch)、ZONE 2 LINE OUT 1(2ch)
●映像入力端子:D4端子2、コンポーネント端子2、S端子5、コンポジット端子5
●映像出力端子:D4端子1、コンポーネント端子1、S端子3、コンポジット端子4
●スピーカー出力端子:7ch×1(バナナプラグ対応ネジ式、ターミナルピッチ19mm)
●その他端子:ヘッドホン×1、RS232端子×1、IR端子×2(IN 1/OUT 1)、Ethernet端子×1
●消費電力:513W(電気用品安全法技術基準)
●外形寸法:435W×175H×459D mm
●質量:18.2kg