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≪CEATEC2003≫パナソニックのBlu-ray DiscレコーダーはDVD-RAMの録再もできる

2003/10/08
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パナソニックのBlu-ray Discレコーダー試作機と、2層50GBの半開放スタイルのディスク
●ソニーに続く、Blu-rayディスクレコーダーの本命として注目されるメーカーのうちの1社、パナソニックは今年も試作の最新モデルを展示した。昨年との大きな違いはデザインと、DVD-RAMの録画再生を可能とした仕様変更の部分である。

天地が高く、中央部分でくびれたデザインは、まるで袴をはいたような格好である。袴からはイルミネーションの光が漏れており、ちょっと家庭使用には疑問も感じた。しかし説明を求めると、やはり展示会向けのデザインとのこと。目立つように天地もかさ上げしているので、もう少し薄型になるかもしれない。

DVD-RAMの録画再生対応は、ユーザー側からは強く求められていた機能で、DVDレコーダーを発売するメーカーは、今後、DVDとの互換性を保つ必要が当然となってくることだろう。欲をいえば、HDD内蔵のハイブリッドタイプもDVDレコーダーでは当たり前になっていることから、次世代HDレコーダーの商品企画は困難なテーマである。

2層50GBのディスクは、HD映像を約4.5時間記録することができ、ソニーの現行モデルで映画1本の録画に若干の不安を感じていた、約2時間という制限をクリアする。一風変わったそのスタイルは、中味のディスクレーベル面が開放されたスタイルの新カートリッジで、メリットはより薄型化が可能で、レーベルデザインに差別化ができたり、製造コストも下げられるという。そういった背景から、一層式、二層式ともに各社ともこのカートリッジに切り替わっていくだろうとのこと。
[ceatec2003report]

(AV REVIEW編集部)

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