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WPC EXPO 2003が幕張メッセで開催中!

公開日 2003/09/17 18:38
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左)WPC EXPO 2003は20日土曜日まで開催 右)SANYO「LP-Z2」の映像も公開中だ
●日経BP社主催によるイベント「WPC EXPO 2003」が本日、幕張メッセ・日本コンベンションセンターにて開幕した。本イベントは昨年名称を「WORLD PC EXPO」から「WPC EXPO」に変更し、「“W”はWORLD/Wired/Wireless」、「“P”はパソコン/ネット家電/PDA/携帯電話などすべてのPlatforms」、「“C”はCommunications/Computing/Contents」までの広範にわたるビジネスフィールドにおける、業界の最新情報を発信する大規模なイベントへと進化を遂げた。本年は「〜ビジネスが拡がる。生活が変わる。〜実践ユビキタス・ネットワーキング」をテーマに、国内・海外を合わせて377社の企業がそれぞれの最新技術と製品、アプリケーションを展示する。イベントは本日17日から20日まで4日間開催され、一般来場者からディーラーをはじめ業界関係者までおよそ30万人の来場者を見込んでいる。

開催初日となる17日の会場をたずねた。各社のブースでは、最新のノートPCやアプリケーションソフト、デジカメ、PDAなどの実機製品を数多く展示し、来場者がそれらを手に取って楽しめるよう、工夫が凝らされている。殊にホームネットワーク関連機器のデモンストレーションや、PCを使ったデジタルビデオ編集のプロセスを紹介する展示では、各社とも大勢の解説員を揃え、来場者からの細かな質問にも万全の体制でのぞんでいる。今回のイベントでは各社ともにホームサーバー機能を有するネットワーク機器にフォーカスをあてた紹介が行われている。ソニーの「コクーン」、シャープの「ガリレオ」、東芝の「トランスキューブ」など、話題のホームサーバー機器の魅力を詳細に知りたいという方々にはぜひ足を運んでみていただきたい。またマイクロソフトのエキシビジョンでは、10月24日に発売される統合型ビジネスプラットフォーム「Office」の最新版「Microsoft Office 2003」をいち早く展示し、多くの来場者が関心を寄せていた。

また会場では各社個別の展示のほかにも幾つかの興味深いテーマ展示が行われている。地上デジタル関東広域放送6社は共同で「地上デジタル放送パビリオン」を出展。今年12月からの放送スタートに向けて、地上デジタル放送の魅力や放送サービスの内容がわかりやすく紹介されている。アドビシステムズ、デジタルハリウッドなど4社は「AVエンタテインメントパビリオン」を展開。デジタルビデオカメラやデジタルカメラで撮影した素材を最新のソフトで編集して楽しむ方法が、まったくの未経験者から腕に磨きをかけたい経験者まで幅広いユーザーに紹介されている。記録型DVD会議が出展する「記録型DVDパビリオン」では、DVDレコーディングに関係する製品を一堂に集めて紹介している。さらに「ホームシアターパビリオン」ではPANASONIC「TH-AE500」、OPTOMA「CineShowH30」、SANYO「LP-Z2」など、最新プロジェクターの視聴も楽しめる。本日は「ホームシアター体験コーナー」を出展するSANYOの特設ブースにて「LP-Z2」の映像を体験できた。視聴会は10時から17時まで15分ごとに時間を区切って行っている。ついでにプロジェクターといえば、エプソンの展示会場にて最新液晶プロジェクター「EMP-TW10」の試写も大々的に行われているので要チェックだ。

イベント開催期間中は最新デジタルエンタテインメントをめぐる、興味深い講演会イベントも数多く開催される。9月20日にはパイオニア(株)協賛によるイベントにタレントの白石美帆さんも登場予定だ。イベントスケジュールの詳細は下記リンク先よりご確認いただきたい。

【WPC EXPO 2003概要】
◆開催日時:2003年9月17日(水)〜20日(土)4日間 10:00〜18:00
※20日土曜日は17:00終了
◆展示会場:日本コンベンションセンター<千葉県・幕張メッセ>
◆入場料:2,000円(消費税込み)

(Phile-web編集部)

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