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日本TI、オーデッセイ・ラボラトリーズ社と共に新しい音響テクノロジーを発表

2003/09/11
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●日本テキサス・インスツルメンツ(株)は、米国オーデッセイ・ラボラトリーズ社と共同で特許出願中の新しい音響技術である「MultEQ」および「MultEQ LE」を本日発表した。

これらのテクノロジーは、ほとんどの室内音響環境において発生する周波数応答歪を排除することにより、同一室内の複数のリスナーを対象にオーディオ・システムの総合的な音響特性を自動的に補正する機能を実現したものである。本技術では主にパターン認識および人の聴覚システムに基づいており、TIのDSPの性能を活用してRAD(Room Acoustic Distortion<室内音響歪>)ならびに室内の音響の相互作用によって発生する可聴音響歪を補正することで、同一室内のすべてのリスナーが同レベルの高品質サウンドを確実に経験できるものであるという。

本テクノロジーはオーデッセイ社により開発されたものである。今後は低価格、大量生産のホームシアター製品への統合化を目的に供給され、TIのAureusオーディオDSPソリューションと共に独占的に販売される予定となっている。

【問い合わせ先】
日本テキサス・インスツルメンツ(株)
プロダクト・インフォメーション・センター
FAX/0120-81-0036

(Phile-web編集部)

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