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日立、e-ALISパネルを使った55V型プラズマテレビモニターを参考展示

2003/08/20
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<左>参考出品された55V型プラズマテレビモニター <右>WOOO発表会で挨拶した、額製作所ユビキタスプラットフォームグループ グループ長&CEOの百瀬次生氏
●日立製作所(株)は、本日開催された新型WOOOの発表会席上で、先日FHP(富士通日立プラズマディスプレイ(株))が発表した55V型の新型PDPを使ったプラズマテレビモニターを参考展示した。

現在、画作りなどの作りこみを行っている段階で、来春の発売を目指す。価格などはまだ決まっていない。

FHPが発表した資料によると、55V型は、1366×768画素のWXGAを実現。ALIS方式を大画面用に発展させた「e-ALIS」方式を採用した。前面パネルはALISの特長である共通電極構造を採用し、他社のXGAパネルに比べ電極数が半分で済む。背面パネルは新たに格子状リブを採用し、高開口率を得ることで、50型以上のPDPでは業界最高となる1000cd/m2の高輝度を実現した。また、白色の色温度9000Kと色再現領域の改善を実現し、映像を色鮮やかに再現することができる。FHPでは、この55V型パネルについて「現在発売されている50型以上のPDPに対して、性能面で圧倒的優位性を持ち、コストパフォーマンスも高い」と自信を見せている。

日立では「50V型超の大型サイズでも、小型〜中型に負けない高画質を目指す」とコメントしている。

(Phile-web編集部)

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