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ソニー「QUALIA(クオリア)」新商品発表会〜新開発フルHD SXRDパネル搭載プロジェクター〜

公開日 2003/06/10 16:54
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Q004-R1
●ソニーマーケティング(株)より、QUALIAブランドの第一弾商品となるホームプロジェクター「QUALIA 004/Q004-R1」が発売される。本製品は同ブランドの商品を専門に取り扱う「QUALIA Tokyo」「QUALIA Osaka」「QUALIA コールカウンター」における完全受注生産となる。受注開始は8月1日から行われ、価格は240万円となる。

本製品は同社が新たに開発したフルHD SXRD(Silicon X-tal Reflective Display )パネルが搭載された初のモデルとなる。SXRDは対角0.78型のシリコン基板上に約200万画素の固定画素を配置。本機ではこのパネルを3枚搭載し、総画素数622万画素を実現。家庭用プロジェクターとしては業界初となるフルハイビジョン対応(1920×1080ドット)を果たした。液晶プロジェクター特有の映像のザラつき感は、反射型パネル構成の特長である高い開口率を活かし、滑らかな画像を実現している。また垂直方向液晶技術を活かした高いコントラストレベルが実現され、シネフィルムのような映像の質感が獲得されている。

本機のランプには、映画館の映写機でも採用されているピュア・キセノンランプをホームプロジェクターにおいて業界で初めて搭載した。これにより、豊かで忠実な色再現が実現している。

パネルの特性と表現力を最大限に発揮する回路設計も施されている。基本的な信号系はフル10bitデジタン信号処理、最終段のパネルドライブ段には新たに開発された12bitパネルドライバーを採用。また、「DRC-MF(Digital Reality Creation-Multi Function)」など、ソニー独自の高画質デジタル信号処理回路により、豊かな階調表現力と、正確な映像再現を可能にしている。

【問い合わせ先】
QUALIAコールカウンター
TEL/0570-09-0099
携帯電話・PHS/0466-38-4920

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番Q004-R1
  • 発売日8月1日受注開始
  • 価格240万円(受注生産)
【SPEC】
●ディスプレイパネル:0.78型 SXRD(Silicon X-tal Reflective Display )/約622万画素(2,073,600画素_3枚)
●ランプ:ピュア・キセノンランプ
●投影画面:40〜300型(対角・16対9)
●カラー方式:NTSC/PAL/SECAM/NTSC4.43/PAL-M /PAL-N自動/手動切替
●対応信号:15kHzビデオ信号、DTV信号(525i / 525p / 1125i / 750p)、コンピューター信号(fH: 19〜72kHz,fV:48〜92 Hz)
●映像入出力:コンポジット×1、Sビデオ×1系統、コンポーネント×1系統、RGB/コンポーネント×1、DVI-D入力×1、HDMI入力×1
●電源:AC100〜240V、50/60Hz
●消費電力:最大:980 W(スタンバイモード時:7.8W)
●外形寸法:597W×201H×745D mm
●質量:約40kg