HOME > ニュース > 東芝、RDシリーズの最高峰モデル「X3」を発売

東芝、RDシリーズの最高峰モデル「X3」を発売

2002/12/04
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
RD-X3
●(株)東芝から、同社から発売中のHDD&DVD録画機「RDシリーズ」の最高峰モデルとなる新製品「RD-X3」が発売される。発売時期は1月下旬、価格はオープンだが20万円前後での販売が予想される。

本機では従来製品と比較し、ハードウエア性能が大幅に向上された。ハードディスクは160GBの大容量サイズを搭載し、最大約208時間もの長時間録画が可能。

録画機能の充実とともに、DVDプレーヤーとしての高度な再生機能も見逃せない。同社製DVDビデオプレーヤーのフラグシップモデル「SD−9500」に採用されたプログレッシブ回路に改良を加え、水平解像度540本のプログレッシブ再生に対応したという。また、ビデオ素材に対する適応性をより高めながら、改良された斜め線補間回路によりジャギーを抑制。録画した映像もフィルムライクに再生することができる。また、2:3プルダウン、2:2プルダウンにも適切に対応し、高精度なI/P変換を行う。さらに、12bit/108MHz映像DACを搭載し、プログレッシブ信号のオーバーサンプリング処理を可能にしたほか、ノイズを低減する録画・再生DNRによって、透明感のある高精細映像を再現する。

ビデオ出力には、高品質な映像信号をダイレクトに出力するD2映像出力端子、コンポーネント端子を搭載。コンポーネント出力回路にピュア・ダイレクト・カップリング高速ビデオアンプ回路を採用し、正確かつ安定したビデオ信号を再現する。S端子出力、コンポジット出力にもコンプリメンタリ・ダイレクト・カップリングビデオアンプや高精度のクランプ回路を採用し、APL変動やDC変動を抑えた、安定感のあるビデオ出力を可能にしている。また、外部チューナーやビデオ機器からの高品位な映像を可能にするD1入力端子も新たに搭載された。

RD-XS40にも採用された「ネットdeナビ」機能を本機も踏襲し、ブロードバンド回線に接続して「iEPEG予約」で簡単にTV番組を予約したり、外出先からEメールやiModeなどによる録画予約が可能。また、デジタルカメラ画像のDVD−Rメニュー背景への取り込みや、オリジナルラベルの作成なども行える。

同社ではさらに「RDシリーズ」の製品情報などをユーザーに向けて紹介するWebサイト「RD-Style from TOSHIBA」内で、会員制テレビ番組表サービスを12月17日から開始する予定としている。本サービスでは、インターネット上でテレビ番組情報を提供しながら、徐々にユーザーの好みに応じた番組検索機能や録画予約機能、ユーザーオリジナル番組表を作成する機能などを追加していくということだ。

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番RD-X3
  • 発売日2003年1月下旬
  • 価格\OPEN(予想実売価格20万円前後)
【SPEC】
●映像DAC:12bit/108MHz
●音声DAC:192kHz/24bit
●録画時間:DVD-RAM(9.4GB両面ディスク時) SP/約4時間 LP/約8時間 MN/約2時間から約12時間 Just/約5時間以内、160GB HDD SP/約70時間 LP/約138時間 MN/約35時間から約208時間 Just/約2時間半以内
●入力端子:D1映像x1、S映像x3、コンポジットx3、2chアナログ音声x3
●出力端子:D2映像x1、D1映像x1、コンポーネントx1、S映像x2、コンポジットx2、2chアナログ音声x2、デジタルx2(光/同軸)
●ブロードバンド接続対応端子:10BASE-T/100BASE-TX対応LAN接続端子x1
●消費電力:48W(動作時)
●外形寸法:430Wx78Hx350D mm
●質量:6.3kg