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NEC、MPEG2エンコーダ搭載TVキャプチャボードのエントリーモデルを発売

公開日 2002/11/22 18:56
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TVキャプチャボード「SmartVision HG」
●日本電気株式会社(NEC)およびNECカスタマックス(株)は、パソコンでTVの視聴・録画機能を実現するTVキャプチャボード「SmartVisionシリーズ」のラインアップを強化し、高画質視聴録画を実現したエントリーモデル「SmartVision HG」を11月28日より発売する。価格はオープンで、33,000円前後での販売が予想される。

また、既存のTVキャプチャボードやTV機能搭載のデスクトップパソコンのユーザを対象に、TV視聴録画環境での操作性を向上するソフトウェア「SmartVision 2.0アップグレードキット」も12月25日に発売される。こちらもオープン価格だが、4,000円前後での販売が予想される。

「SmartVision HG」は、最大15Mbpsのビットレートに対応した高性能ハードウエアMPEG2リアルタイムエンコーダチップや、画質を落とすことなく画面のノイズや輪郭のざらつきを抑える「デジタルノイズリダクション」、およびアナログビデオテープの映像をDVD媒体やハードディスクへデジタル保存する際にアナログ映像特有の画面の揺れや歪みなどを補正する「タイムベースコレクタ」を搭載するなど、高画質な映像を視聴・保存することが可能だ。また、標準で添付されるTV視聴録画ソフト「SmartVision 2.0」では、TV番組視聴と同時に電子番組表/録画済みリスト/予約リストを確認できるとともに、操作ボタンの大型化や表示形式(全画面表示、タイムシフト視聴に適した表示、簡易編集に適した表示など)を簡単に切り替えるタブを追加するなど、使いやすい操作環境を実現している。さらに、本機を搭載したパソコンをホームネットワークに接続することで、TV機能のないネットワーク上の他のパソコンからでも、放送中や録画済み番組の視聴や、電子番組表の閲覧およびこれを利用した録画予約といった本商品のTV視聴録画機能を利用することが可能となる。

また「SmartVision 2.0アップグレードキット」は、既存のTVキャプチャボード上位モデル「SmartVision HG/V」、および本年5月以降に発表したTV機能搭載デスクトップパソコン「VALUESTAR T」「VALUESTAR GタイプT」「同タイプA」へ、各種操作ボタンの使い勝手の向上および「簡易編集機能」や「WMV形式への変換機能」を実現した「SmartVision 2.0」の利用環境を提供するアップグレードキットだ。さらに、標準添付のDVDビデオ再生ソフト「InterVideo(R)WinDVD(R)4 for NEC」を使うことでDVDの映像出力が可能となり、TVと接続してDVDソフトタイトルを楽しめる視聴環境が実現できる。

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドNEC
  • 型番PK-VS/AG30/SR (SmartVision HG)
  • 発売日2002年11月28日
  • 価格\OPEN(予想実売価格 3.3万円前後)
【SPEC】
●接続形態:PCIバス(プラグアンドプレイ対応)
●外部入出力インタフェース:アンテナ入力端子VHF/UHF(F型コネクタ)×1、映像入力端子(S×1、コンポジット×1)、音声入力端子(ステレオミニジャック)×1、音声出力端子(ステレオミニジャック×1、内部接続用コネクタ×1
●対応OS:Windows Me/2000 Professional/XP