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ビクター、業界初となるPC用HDTVリアルタイムエンコーダーボードを開発

公開日 2002/11/19 18:05
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PC用HDTVリアルタイムエンコーダーボードの試作品
●日本ビクター(株)は、パソコン用として初めて、HDTVの高解像度画像をMPEG2ストリームにリアルタイムで圧縮する「パソコン用HDTVリアルタイムエンコーダーボード」を開発した。本

製品の登場により、これまで放送局用システムでのみ可能であったHDTVの圧縮・蓄積・再生を、自宅のパソコンでも手軽に実現できるようになるという。本製品の主要スペックは下記の通りだ。

【スペック】
●PCインターフェース:PCIローカルバス仕様(Rev2.0)
●実行環境:Windows 2000
●符号化プロファイル:MPEG2MP@HL
●対応解像度(水平×垂直):1920×1080/59.94i、1440×1080/59.94i、1280×1080/59.94i、1280×720/59.94p
●符号化ビットレート:8Mbps〜40Mbps
●入力フォーマット:SMPTE292M
●出力フォーマット:DVB-ASI
●消費電力:18W
●その他機能:シーンチェンジ検出、3:2プルダウン検出、シームレスビットレート変更、シームレス水平解像度変更(1080iのみ)

このたび開発された本製品は11月20日(水)〜22日(金)の期間、幕張メッセにて開催される「2002年国際放送機器展」において、その応用例が技術展示される予定だ。

(Phile-web編集部)

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