パイオニア、ユーザーごとのニーズに応えるカスタマイズシアターシステムを発売

左：カスタマイズシアターシステム「LS7S」　右：カスタマイズリモコン

●パイオニア（株）は、セッティング&リモコンのカスタマイズをパッケージにした、カスタマイズシアターシステムの2商品を新たに発売する。

今回の商品は同社の販売するプラズマテレビやAV機器を中心に、それらを収める高級感あふれる家具調ラックと、一元&簡単操作を実現した対話型液晶リモコンをセットにし、さらに同社の専門スタッフが機器のセッティングと、リモコンのカスタマイズまで行うというもの。

ある程度の専門知識を必要とするホームシアターのセッティングや、煩雑な機器操作を解消し、入門層を中心により多くのユーザー獲得を狙う。同社は本製品の導入を契機に、今後カスタムインストールビジネスを積極的に展開していく考えだ。

今回新たに発売されるのは専用ラック「X-LS7S」、「X-LS9W」（カスタマイズリモコン、コントロールボックス付属）で、その他のプラズマテレビなどは既発売の製品を組み合わせる。セッティング・配送費、カスタマイズ料は、システムとは別料金でのサービスとなる。

液晶タッチパネル式のリモコンは、使いやすい対話型のユーザーズ・インターフェースを実現。本機ひとつで電源ON/OFFを含めたシステムのトータルコントロールが可能である。

ユーザー毎の仕様にカスタマイズできる学習機能付き「対話型液晶タッチパネル式リモコン」を採用し、例えば「ホームシアターを楽しむ」というキーをタッチすると次に画面で「何を観ますか?」というようにリモコンが問いかけてくる。そこで「DVD」のキーを選択すると自動的に再生が始まる、というようにAV機器の複雑な操作を苦手とするユーザーにも気軽にホームシアターが楽しめるように工夫されている。このリモコンはまた、タッチパネルキーの大きさ、機器名、チャンネル名などをカスタマイズすることもできる。

「X-LS7S」は、シルバー光沢のUV塗装を採用。鏡面の美しさとともにキズのつきにくい仕上げが施されている。またサブウーファーをラックに内蔵することにより、インテリアとの調和を損ねないよう工夫されている。木目調ラックの「X-LS9W」はリアルウッドを使い高級感豊かな外観を持つ。こちらはセンタースピーカーをラックの中に見えないように収納することができる。

＜製品の価格と組み合わせ事例＞
【カスタマイズシアターシステム：「LS7S」/11月上旬発売】
◆サブウーファー内蔵専用ラック(対話式カスタマイズリモコン、コントロールボックス、リモコン充電器付属) ：「X-LS7S」/670,000円(税別)
◆AVアンプ：「VSA-D1011-N」/125,000円(税別)
◆フロントスピーカー：「S-VSL6」×2台/85,000円(税別)
◆センタースピーカー：「S-VSL6C」/20,000円(税別)
システム合計：900,000円(税別)

【カスタマイズシアターシステム：「LS9W」/11月上旬発売】
◆専用ラック(対話式カスタマイズリモコン、コントロールボックス、リモコン充電器付属) ：「X-LS9W」/708,000円(税別)
◆AVアンプ：「VSA-D2011-N」/178,000円(税別)
◆フロントスピーカー：「S-A7II」×2台/150,000円(税別)
◆センタースピーカー：「S-A6CSII」/56,000円(税別)
◆サブウーファー：「S-W6」/58,000円(税別)
システム合計：1,150,000円(税別)

【その他組合せ推奨機器】
◆プラズマテレビ：「PDP-503HD」/1,380,000円（税別）
◆DVDレコーダー：「DVR-77H」/\OPEN（予想実売価格14万円前後）
◆DVDレコーダー：「DVR-55」/\OPEN（予想実売価格9万円前後）
◆サラウンドスピーカー：「S-A7II」×2台 150,000円(税別)
◆サラウンドスピーカー：「S-VSL6」×2台 85,000円(税別)

（Phile-web編集部）