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【シャープAQUOS新モデル発表会】(1)新製品7モデルが登場!

公開日 2002/09/25 16:41
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<左>会場にはAQUOSのフルラインナップがずらり <右>シャープ(株)専務取締役 濱野稔重氏
●シャープ(株)は、同社の液晶カラーテレビ“AQUOS”シリーズの新製品7モデルを、東京都内で開かれた発表会にて公開した。

今回のラインナップは13V型から37V型までの7機種で、価格と発売日は以下の通りとなる。

【ワイドタイプ】
・37V型BS・110度CS搭載ハイビジョンモデル(ホームシアタータイプ)「LC-37BT5」¥1,000,000 11月25日発売
・37V型BS・110度CS搭載ハイビジョンモデル(スタンダードタイプ)「LC-37BD5」¥850,000 11月15日発売
・30V型BS・110度CS搭載ハイビジョンモデル「LC-30BV5」¥600,000 10月15日発売
・22V型BS・110度CS搭載モデル「LC-22BV5」¥320,000 11月22日発売

【4対3タイプ】
・20V型PCカードスロット搭載モデル「LC-20B3」¥220,000 11月1日発売
・15V型PCカードスロット搭載モデル「LC-15B3」¥150,000 11月1日発売
・13V型PCカードスロット搭載モデル「LC-13B3」¥103,000 11月15日発売

発表会の壇上には同社の専務取締役 濱野稔重氏が立ち、新シリーズを取り巻く状況を説明した。同氏は、DVDやBSデジタルの普及が拡大したことにより、今まで以上に高画質に対するニーズが高まっており、またユーザーのテレビ総視聴時間が増え、テレビの省消費電力化や製品寿命の重要度がこれまで以上に増してきたとし、今回の新機種はこの2つの要件を満たしていると語った。

液晶テレビの市場規模については、2002年下期の液晶テレビ市場は前年比2.9倍になると予想。2002年上期は前年比1.8倍の35万台を販売したという。2002年通期では、国内販売が65万台、海外販売が35万台、あわせて100万台を達成する見込み。さらに、同社のテレビ事業全体における液晶テレビの金額構成比はすでに57%となり、文字通り同社の基幹事業の一つになったとした。

また同氏は、新機種は「AQUOSプラットフォーム」のもとに開発されたと説明。AQUOSプラットフォームとは、同社独自のASVパネルを核にし、高画質技術・高音質技術・環境技術・ネットワーク技術を用途別に統合するもの。製品の特徴に合わせて機能を付加したり削除したりすることが容易になる。

大型液晶テレビのライバルとして取りざたされることの多いPDPに対しては、液晶テレビの環境性能をアピールしていく方針のようだ。「PDPの製品寿命は20,000時間程度だが液晶テレビは60,000時間。1日8時間使用しても20年間は持つ。さらに、37型の消費電力は189Wと、32型のCRTテレビより少ない」と、液晶テレビの利点を説明した。

同社では、かねてより「2005年にはすべてのテレビを液晶型にする」と強調している。同氏は、今回13型から37型モデルのラインナップがそろい、ほぼCRTテレビの既存サイズをカバーすることから、「代替はますます進んでいく」と強調した。

次項より、各製品の詳細をお伝えしていく。(Phile-web編集部)

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