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ケンウッドが再建計画実施を加速

公開日 2002/08/19 20:01
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●(株)ケンウッドは、7月11日に発表した抜本再建計画アクションプランの実施を加速すべく、社内の組織・体制の改革を進めることを8月19日付けで発表した。

事業改革はホームエレクトロニクス事業、カーエレクトロニクス事業、コミュニケーションズ事業の構造改革を具体化するため、組織を簡素化、フラット化し、スピードと効率を高めると共に若返りの人事を行った。

さらに今後ヒット商品を産み出す体制としてプロダクトマネージメント制を導入、技術と品質に責任を持つ技師長制を導入し、子会社化された工場を従来の本社から各事業部が直轄することにより連結経営の徹底を図った。また、各事業部の部、課の階層と総数の半減を実施し、人員削減に対応する。

また、統合調達体制の構築による大幅な資材のコストダウンを図ることを目的に、社長直轄の調達本部を設置し、杉浦克己執行役員専務が本部長に就任。この調達本部は第1調達部、第2調達部、第3調達部、アジア調達部、調達企画部の5部門から成り、部品のみならず子会社の(株)ケンウッド・ロジスティクスを直轄することにより、物流、サービスを含めた分散調達から集中調達への転換を図る。

各事業部の大幅な若返りに伴い、本社の旧役員を含む関連会社社長の交替も実施した。

今般決定した人事体制の具体については下記URLまで。(ホームシアターファイル編集部)

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