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東芝、デジタル放送受信機向け1チップデジタルテレビ用システムLSIを製品化

2002/08/09
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TC81240TB
●(株)東芝は、デジタル放送受信機向けシステムLSIの新製品として、CPU、MPEG−2デコーダ、グラフィックの3機能を1チップに統合し性能向上と部品点数削減を実現した「TC81240TB」を開発、サンプル出荷を行い、今夏より量産を開始すると発表した。

本製品は、現在放送されているBSデジタル放送、CS110度放送に加え、2003年から放送が予定されている地上波デジタル放送に対応する。本製品は、デジタル放送のデータ信号をMPEG−2デコーダ部分で伸張し、CPU部分で処理、グラフィック部分で映像信号として表示系に送り出すまでを1チップで実現する。また、各種インターフェース機能として、USBなどを搭載することにより、他のデジタル機器と接合させる場合も設計が容易になるということだ。

加えて同社独自開発によるマイクロプロセッサ「MeP」(Media embedded Processor)コアを搭載し、機能をアプリケーションにあわせて自由にカスタマイズできる点が特徴だ。
(Phile-web編集部)

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