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松下、IEEE1394リンク層を内蔵したDVコーデックLSIを開発

2002/07/23
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●松下電器産業(株)は、IEEE1394リンク層とDVフォーマットに完全準拠し、符号化/復号化処理を内蔵したDVコーデックLSIを開発したと伝えた。本製品の開発により、デジタルビデオカメラと、DVDビデオレコーダーやD-VHSに代表されるMPEG-2録画機器とのデジタル接続が可能となり、デジタルAV機器の多機能・高画質化が実現できる。

本製品の特徴は、DVフォーマットで記録された映像および音声信号を復号化したのち、直接MPEG-2で符号化できるため、画質劣化のないMPEG-2記録を実現できる点にある。またAVコンテンツの不正コピー防止方式であるDTCPに準拠し、MPEG-2で「録画しながらの同時再生」等の機能も実現できほか、システム開発のサポートとして、LSI評価ボードと制御用リファレンスソフト等の強力なツールを用意している点も特記できる。

同社は今後、8月にサンプル出荷を開始していく予定である。
(Phile-web編集部)

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