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三洋電機が4足歩行型ロボットを共同開発

公開日 2002/03/25 18:19
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静歩行タイプのロボット
●三洋電機株式会社は、株式会社テムザックと、家庭内のセキュリティなどへの実用を想定した4足歩行型のユーティリティーロボットを共同開発し(ロボット歩行ソフトウエアは早稲田大学理工学部の高西教授が開発)、ロボット事業へ参入する。このロボットは、携帯電話など移動体通信を介しての遠隔操作・通信が可能で、実用化を視野に入れた4足歩行型ロボット開発は日本初となる。

近年、民生用ロボットの開発はますます加速しており、将来のロボット市場は2010年で約3兆円とも予測されている(日本ロボット工業会調べ)。その中でも、医療福祉分野、公共分野、警備保障業などでのロボットの活躍が期待されているという。このような状況のなか、テムザックと三洋電機は、市場拡大が期待されるロボット事業への取り組み強化という点で合意し、電池などを中心に約2年前より共同開発を進め、今回の開発に至った。このユーティリティーロボットは、家庭内におけるセキュリティ留守番などのユーティリティー用途が想定されているが、今後も更に様々な用途を探していく。(AVレビュー編集部)

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