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日本ビクター主催の東京ビデオフェスティバル、世界43ヶ国から2,270本の作品が集まる

公開日 2002/01/31 17:25
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●日本ビクター(株)主催の国際的ビデオコンテスト、東京ビデオフェスティバル「TVF2002」に、世界43ヶ国から、2,270本(国内1,016本、海外1,254本)の作品が寄せられ、昨年の39ヶ国、2,202本を上回る過去最高の応募数となった。寄せられた作品は、このほど審査委員会により最終ノミネート作品85本が選出され、現在、優秀作品を選考する本審査に入っている。

「東京ビデオフェスティバル」は、プロ・アマチュア、国内・海外を問わない世界最大の国際的なビデオコンテスト。1978年(昭和53年)にスタートして以来、毎年1回開催している。24回目の今回までの応募作品数は累積約3万5千本となった。 

日本ビクターによると、今回の応募者の特徴は、10代、20代の若者が全体の4割以上を占め、女性も約2割を占めているとのこと。また、映像専門学校の学生たちやボランティア団体などのグループが、個々の明確な目的のためにメンバー間で役割分担して制作した作品の応募が目立つのも今回の特徴の一つ。

また使用機材では、デジタルビデオカメラが増え、パソコンによるノンリニア編集も6割を超えた。また、制作したソフトをデジタルデータ化してホームページや電子メール等で紹介し、海外との交流が活発化するなど、ビデオ制作分野にもデジタルネットワーク時代が確実に到来していることが伺われる。

今後、審査委員会はノミネート作品85本から優秀作品賞30本を選び、さらにその中から最優秀作品賞2本(「ビデオ大賞」「日本ビクター大賞」各1本)を決定。発表・表彰式が3月21日、恵比寿ザ・ガーデンホールにて開催される。

また、これに先立つ2月下旬には、入賞30作品を日本ビクターホームページ中の「TVF」サイト(http://www.jvc-victor.co.jp/tvf/)にて全編、動画で紹介する予定です。そして3月9日(土)、10日(日)には、東京・新橋のビクタービル「28’S GINZA」にて、優秀作品30本を公開する「TVF2002・プレウィーク」を開催。この「プレウイーク」では今回初の試みとして、一般審査員による投票で「あなたが選ぶピープル賞」3作品を選出し、本賞とは別に表彰が行なわれる。

「TVF2002・プレウィーク」開催概要
■開催日時 2002年3月9日(土)、10日(日) 13:00〜18:00(予定)
■会  場 ビクター新橋ビル「28’S GINZA」 地下1階ホール 東京都港区新橋1-7-1
■内  容 優秀作品30本を視聴の上、投票によって、「あなたが選ぶピープル賞」3本を選出。また、審査員によるワークショップも開催。

「東京ビデオフェスティバル「TVF2002」」発表・表彰式の開催概要
■開催日時 2002年3月21日(祝日)  13:30〜18:00(予定)
■会  場 恵比寿ザ・ガーデンホール 東京都目黒区三田1-13-2
■プログラム 優秀作品上映、トークフォーラム、発表・表彰式 ほか
■審査委員 大林宣彦(映画監督)、小林はくどう(ビデオ作家・成安造形大学教授)、
佐藤博昭(ビデオ作家、日本工学院専門学校教員)、椎名 誠(作家)、
羽仁 進(映画監督)、清水宏紀(日本ビクター株式会社顧問)

(Phile-web編集部)

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