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FUJIFILMから「スーパーCCDハニカム3」を搭載した新しいデジカメF601が登場

公開日 2002/01/30 18:13
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スタイリッシュな外見に加え、背面には操作性に優れた8方向キーを装備
●富士写真フイルム(株)は本日「第3世代スーパーCCDハニカム」を搭載したデジタルカメラ「FinePix」シリーズのニューモデルF601の発売を発表した。発売時期は2月、製品価格は89,800円となる。本日行われた発表会では同じく「第3世代スーパーCCDハニカム」を搭載した上位機種「S602」、「S2 Pro」の2モデルの開発発表が行われた。こちらは両製品ともまだ発売日、価格等は未定である。

新しいFinePixはフジフイルム独自開発の「第3世代スーパーCCDハニカム」を搭載することで飛躍的な進化を遂げた。「画素加算信号処理」により、最高ISO1600までの超高感度を実現。従来は難しかった暗い場所での撮影にも優れた描写力を発揮する。また世界初の「CCD内水平/垂直画素混合」によって、VGAサイズ(640x480ピクセル)で最大毎秒30フレームの滑らかな動画撮影を可能にした。動画撮影した画像を1フレームごとに静止画として取り出して楽しむことも出来る。

本製品はその他、最高速1/2000秒のシャッタースピードや、約0.6秒間隔で1280x960ピクセルの画像を最大40コマまで撮影可能なMEGA連写機能も備える。スタイリッシュなボディは従来のファインピックス機から20%サイズダウンを実現したコンパクトさも魅力だ。背面の液晶モニターもさらに明るく見やすくなり、親指のポジションには操作性に優れた8方向キーを装備した。

また別売のF601の専用ピクチャー・グレードルや画像ビュアーソフト「FinePixViewer」を用いて、撮影した画像をUSB接続したパソコンにて一覧表示、CDアルバム用のファイル作成も可能である。さらにFinePixユーザーを対象にした画像ネットサービス「Picture The Future」へも簡単にアクセスして、ネット上でのアルバム作成、画像のメール交換が可能である。フジフイルムのデジタルカメラにおけるフラグシップモデルと呼べる高性能機種の登場である。(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドフジフイルム
  • 型番FinePix F601
  • 発売日2月
  • 価格\89,800
【SPEC】
●有効画素数:310万画素
●撮像素子:1/1.7型 スーパーCCDハニカム 原色フィルター採用
●記録メディア:スマートメディア(3.3V、4/8/16/32/64/128MB)
●記録方式:静止画/DCF準拠(JPEG準拠)DPOF対応、動画/DCF準拠(AVI形式、MotionJPEG)
●最大記録画素数:2832 x 2128(603万画素)
●撮影感度:ISO 160/200/400/800/1600
●レンズ:スーパーEBCフジノン光学式3倍ズームレンズ
●焦点距離:f=8.3mm〜24.9mm(35mmカメラ換算:36mm〜108mm相当)
●絞り:F2.8〜F4.5/F4.0〜F6.3/F5.6〜F8.8/F8.0〜F12.4
●ファインダー:実像式光学ズームファインダー
●撮影可能範囲:標準/約60cm〜∞/マクロ:約20cm〜約80cm
●シャッタースピード:3秒〜1/2000秒
●フォーカス:オート/エリア選択オート/マニュアル
●セルフタイマー:約10秒
●動画:メディア容量まで連続記録、音声付き(モノラル)/640x480ピクセル、320x240ピクセル、15フレーム/秒
●連写:約0.2秒間隔で連続4コマまで/MEGA連写:約0.6秒間隔で連続40コマまで
●液晶モニター:1.5型 低温ポリシリコンTFTカラー液晶モニター 約11万画素
●ストロボ:手動ポップアップ方式 撮影可能距離/広角・約0.2m〜約4.7m、望遠・約0.2m〜約3.0m
●デジタル端子:USB
●電源:充電式リチウムイオンバッテリー(付属)
●外形寸法:72.0(W)x93.0(H)x34.0(D)mm
●撮影時質量:約250g(バッテリー、スマートメディア含む)