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シャープ、DVD-RWへの4倍速書き込みを可能にする半導体レーザー〜RWで追っかけ再生可能に

2001/12/21
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型名は「GH06570A2C」
●シャープ(株)は、業界最高レベルの100mW(パルス)光出力を実現し、4倍速書き込みDVD-R/RWドライブ用に最適な赤色高出力半導体レーザー「GH06570A2C」を開発、発売する。発売は2002年5月10日、サンプル価格は3,000円。

番組を記録しながら同時に視聴を行えたりするタイムシフト視聴機能は、今までDVD-RAMでは行えたが、DVD-RWではできなかった。これは書き込み速度の違いが原因で、DVD-RW陣営では、この弱点をカバーするため、現在主流の2倍速から今後は4倍速へ移行するものと思われる。

移行のためには、光ピックアップに使用される赤色半導体レーザーにも、高速書き込みに対応する高出力化が求められる。本レーザーはそのような用途に適した使用を備えており、このレーザーの発売により、DVD-RWでも同様の機能が装備されることになりそうだ。

技術的な特徴として、レーザーチップの端面保護膜形成プロセス及び活性層構造の改良により低電流/高出力動作に成功したことが挙げられる。これにより、業界最高レベルの光出力100mW(パルス出力)を実現した。
 
なお、本製品は652nm〜660nmの範囲に発振波長を設定することにより、DVD-R/RWだけでなく+R/+RW/RAMにも対応する。(Phile-web編集部)

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