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「ビジュアルグランプリ2002」選考会にあたってのご挨拶

2001/10/26
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選考会にあたっての挨拶をする、「ビジュアルグランプリ2002」主催の音元出版社長・和田光征
●今年のビジュアルグランプリの最大テーマは何といっても「ホームシアター完全離陸」という背景を受けて登場した充実の製品群から、優秀製品を厳格に、且つ公平に選び出すということであります。

例えばディスプレイ。注目の的となっておりますプラズマや液晶は一品一品が秀れものであり、その製品ラインナップにおいても豊富で私達の興味をそそらずにはいられません。

話題ではちょっと押され気味のブラウン管テレビも高性能機種や提案型機種が勢揃いし、新興勢力のプラズマや液晶に戦いを挑んでおります。

また、前面投射型プロジェクターにおいてもそれぞれの方式において充実振りに目を見張ります。サイドショットがあったり、6畳80インチを高画質で実現しながら、どうやら20万円を切って手にできる話題の製品も投入され、カジュアルシアターが俄かに盛り上がっております。

AVアンプも充実の年ではないでしょうか。主力メーカーが力作を集中投入し、中にはシアタールームの音場補正が簡単にできる機能を搭載したモデルもあって話題を集めております。デジタルレコーダー分野はいま、まさに花形分野で競争が激しく、その分、高性能、かんたん操作のヒット商品が現出し、嬉しい悲鳴です。当然、リアルタイムでメディア需要も急増することから、メディアメーカーの力の入れようも目が離せません。

かんたんホームシアターも出揃って参りましたし、5.1chシステムも新興ブランドが気を吐いて充実し、盛り上がっております。また、スピーカーシステムにおいてはJBL、B&Wのフラグシップモデルが登場し、注目を集めております。ハイCP機の登場も見逃せません。

今、世界同時不況の感がある中でビデオカメラ、デジタルカメラ、HTPC、アクセサリー群を加えたホームシアターおよびホームシアター環境向けの製品がユーザーから熱い支持を受け、好調のうちに推移しております。ホームシアターの原点はハッピーファミリーであります。原点部分に対する投資は惜しまない、人間回帰の時代が到来し、それが充実の商品群を創出させているといえましょう。

全国有力店60店も参加する他に類例のない権威を醸し出す「ビジュアルグランプリ」の厳正なる審査を心よりお願い申し上げます。

主催代表
株式会社音元出版
代表取締役社長 和田光征

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