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<CEATECレポート>NTTはFOMAのデモ。携帯テレビ電話の体験は新鮮

2001/10/03
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(写真左)曲線を生かしたデザインが美しいFOMA端末「P2101V」。(写真右)Bluetooth対応端末。製品発売は未定。
●NTTは10月1日より、テレビ電話を可能にした携帯電話「FOMA」のサービスを始めた。展示ブースでは動画機能を実際に手にとって試したり、テレビ電話による通話を体験することができる。

FOMAはテレビ電話機能によるリアルタイム動画送受信のほかに、30秒〜70秒程度(画質設定などで異なる)の動画記録が可能。記録時間は短いが、ちょっとしたメモやメッセージ記録に使える。ただし、通話相手から送られてくる動画を記録することはできない。通信速度は最大384kbpsで、従来の携帯電話の約40倍。テレビ電話ができるだけでなく、データ転送がスピーディーになることで、利用価値が非常に高い。

Bluetoothに対応したワイヤレス・モバイル通信システムも展示されていた。これにより屋外にいても、屋内での場合とまったく同等の通信環境でインターネットを利用することができるが、実際の製品は発売未定。Bluetoothを使うことでワイヤレスになるだけでなく、PC関連や家電機器などとの互換の幅が広がり、生活の中の様々な場面で応用できるようになるだろう。(伊藤竜太)

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