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ソニーよりHTシステム2機種とSACD・DVDプレーヤー内蔵のAVレシーバー発売

公開日 2001/09/20 18:34
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ホームシアターシステム『HT-SL7』(左)、スーパーオーディオCD/DVDプレーヤー内蔵AVレシーバー『AVD-S1』(右)
●ソニーマーケティング(株)は、DVDプレーヤー等と組み合わせて本格的にホームシアターを楽しめる、AVアンプ・スピーカー6本のパッケージになったシステム『HT-SL7』と『HT-K215R』、及びスーパーオーディオCDとDVDプレーヤー、AVアンプ、FM/AMチューナーを一体化したAVレシーバー『AVD-S1』を11月に発売する。

ホームシアターシステム『HT-SL7』は、5.1ch対応のAVアンプとスピーカー6本(フロント×2、センター、リア×2、サブウーファー)によって構成されている。アンプ部にフルデジタルで信号処理を行う「S-Masterデジタルアンプ」技術を採用したことで、高さ83mmのスリムな本体サイズながら、サテライトスピーカー1本につき100W、合計で500Wの大出力を実現する。音場処理について、デジタルシネマサウンドを搭載し、同社のDVDプレーヤー「DVP-NS300」(既発売)などと組み合わせてDVDビデオの5.1chサラウンドをお楽しむことができる。光デジタル2系統、同軸1系統、アナログ1系統、5.1ch1系統と豊富な入力端子を装備し、DVDプレーヤー以外にも用途に合わせて様々なソースを本機の音響効果で堪能することができる。

『HT-K215R』は、サブウーファーのスピーカー面を正面に配置するなど、昨年の秋に発売した前モデル「HT-K215」から音質面でのブラッシュアップを図った。本体はほぼA4サイズ(高さ60mm)で、省スペースでの設置が可能。またスピーカーデザインは同社のテレビ“WEGA”にマッチするシルバーを採用。出力はサテライトスピーカー1本につき35W、合計で175Wの出力である。

AVレシーバー『AVD-S1』は、SACDとDVDプレーヤー、AVアンプ、FM/AMチューナーを一体化した。『HT-SL7』と同様、本機も「S-Masterデジタルアンプ」技術を採用して、小型化を実現(430W×82.5Hmm)。本機一台で様々なメディアの再生を可能にした。ソニー独自開発のデジタルシネマサウンドについては、同社のハイエンドクラスのAVアンプにも搭載している「シネマスタジオEX」モードを搭載することにより、仮想サラウンドスピーカーがつくり出す音場は臨場感あふれるホームシアターを実現する。(AV REVIEW編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番HT-SL7/HT-K215R/AVD-S1
  • 発売日11月
  • 価格\オープン
【SPEC】『HT-SL7』『HT-K215R』【アンプ部】 ●形式:【HT-SL7】5.1chドルビーデジタルデコーダー / DTSデコーダー内蔵AVアンプ / FM/AMチューナー【HT-K215R】5.1chドルビーデジタルデコーダー / DTSデコーダー内蔵AVアンプ ●周波数特性:【HT-SL7】20〜20kHz±0.5dB 【HT-K215R】 10〜20kHz +0.5dB/−2.0dB ●SN比:【HT-SL7】96dB 【HT-K215R】96dB(アナログ)、100dB(デジタル) 【入力端子】●光デジタル入力:【HT-SL7】【HT-K215R】2系統 ●同軸入力::【HT-SL7】1系統 【HT-K215R】− ●アナログ入力::【HT-SL7】1系統 【HT-K215R】2系統 ●5.1ch入力::【HT-SL7】【HT-K215R】1系統 ●出力端子【HT-SL7】:アナログ出力 1系統 ●【HT-K215R】サブウーファー出力1系統  ●実用最大出力(JEITA):【総合500W】【HT-SL7】フロント100W+100W、センター100W、リア100W+100W 【総合175W】【HT-K215R】フロント35W+35W、センター35W、リア35W+35W ●チューナー仕様【HT-SL7】受信周波数:FM76〜90MHz、AM531〜1,602kHz、アンテナ端子:FM75Ω不平衡型、AM外部アンテナ端子【HT-K215R】:− ●電源:【HT-SL7】100V AC、【HT-K215R】50/60Hz ●消費電力:【HT-SL7】約98W、【HT-K215R】約100W ●待機時消費電力:【HT-SL7】1.5W以下、【HT-K215R】1W以下 ●外形寸法:【HT-SL7】430W×83H×289Dmm、【HT-K215R】215W×60H×297Dmm ●質量:【HT-SL7】約3.1kg、【HT-K215R】約4.2kg
『HT-SL7』【スピーカー部】●使用ユニット:8cmコーン防磁型(フロントL/R、センター、リアL/R)、20cmコーン防磁型(サブウーファー) ●公称インピーダンス:8Ω(共に)●実用最大出力(JEITA):−(フロントL/R、センター、リアL/R)、50W(サブウーファー)●最大入力:100W(フロントL/R、センター、リアL/R)、−(サブウーファー) ●実効周波数帯域:160Hz〜20kHzフロントL/R、センター、リアL/R)、28〜200Hz(サブウーファー) ●外形寸法:92W×133H×115Dmm(フロントL/R、センター、リアL/R)、270×325×385mm(サブウーファー) ●質量:約1.0kg(フロントL/R、センター、リアL/R)、約10.0kg(サブウーファー)
『HT-K215R』【スピーカー部】(フロントL/R、センター、リアL/R)(サブウーファー)●使用ユニット:5cmコーン、防磁型(フロントL/R、センター、リアL/R) 16cmコーン、防磁型(サブウーファー) ●公称インピーダンス:6Ω(フロントL/R、センター、リアL/R)、8Ω(サブウーファー)●実用最大出力(JEITA): −(フロントL/R、センター、リアL/R)、50W(サブウーファー) ●最大入力:60W(フロントL/R、センター、リアL/R)、−(サブウーファー)●実効周波数帯域: 150Hz〜20kHz(フロントL/R、センター、リアL/R)、32〜250Hz(サブウーファー) ●外形寸法:76W×100H×86Dmm(フロントL/R、センター、リアL/R)、240W×282H×362Dmm(サブウーファー) ●質量:約0.4kg(フロントL/R、センター、リアL/R、約8.0kg(サブウーファー)
『AVD-S1』 ●形式:5.1chドルビーデジタルデコーダー / DTSデコーダー内蔵DVD/SACD/CD/CD-R/CD-RW/ビデオCDプレーヤー/AVアンプ / FM/AMチューナー ●信号方式:JEITA標準、NTSCカラー方式 ●水平解像度:約500本 【SACD再生時】●再生周波数範囲:2Hz〜100kHz ●音声周波数特性:2Hz〜44kHz ●音声高周波歪み率:0.03%以下 ●ワウ・フラッター:測定限界以下(±0.001% W PEAK) 【DVD/CD再生時】●音声周波数特性(2ch STEREOモード時): DVD(PCM再生時)2Hz〜22kHz(±1.0dB)、CD再生時:2Hz〜20kHz(±1.0dB) ●音声高周波歪み率:0.03%以下 ●ワウ・フラッター:測定限界以下(±0.001% W PEAK) ●実用最大出力:フロント50W+50W、センター50W、リア50W+50W ●チューナー仕様:受信周波数:FM76〜90MHz、AM531〜1,602kHz ●アンテナ端子:FM75Ω不平衡型、AM外部アンテナ端子 ●電源:100V AC、50/60Hz ●消費電力:約80W ●待機時消費電力:2W以下 ●外形寸法:430W×82.5H×376Dmm ●質量:約4.3kg