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コダック、手軽にデジカメの画像を転送・送信・プリントできる新システムを導入

公開日 2001/07/25 18:33
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左:新システム対応のデジカメ「Kodak EasyShare DX3600 Zoom」とカメラドック 右:コダック社長の堀義和氏
●コダック株式会社は、デジタルカメラの新システム「Kodak EasyShareシステム」を、10月中旬から導入する旨を、本日開催された発表会にて明らかにした。

東京・日比谷、帝国ホテルにて開催された発表会には、コダック株式会社 代表取締役 社長:堀 義和氏、同専務取締役:大葉二良氏らトップ陣が出席、同社の新システムにかける意気込みのほどが伺われた。

「Kodak EasyShareシステム」は、カメラドックにデジタルカメラを"置いて、ボタンを押すだけ"で、だれもが簡単にデジタルカメラの画像を転送・送信・プリントできるというもの。 本システムを採用した第一弾製品は、今回同時発表されたデジタルカメラ「Kodak EasyShare DX3600 Zoom」。なお、今後コダックから発売されるデジタルカメラは、「DXシリーズ」として、この新システムを採用していく予定である。

「Kodak EasyShareシステム」は、デジタルカメラをカメラドックと共に使用することで、最大の難点であったパソコンとの接続およびバッテリー充電という問題を解決。これにより一般の消費者は、カメラ本体をカメラドックに置くだけで自動的にカメラのバッテリー充電を開始できるほか、カメラドック上のボタンを押すだけで、撮影した画像を自動的にパソコンに取り込むことができるようになる。また、同梱のソフトウエアを使用すれば、ワン クリックでインターネットにアクセスでき、撮影画像を手軽にEメール送信することが可能である。

さらにコダックでは、感材メーカーとしてのメリットを活かし、この「Kodak EasyShareシステム」をPrint@Kodak(一般消費者からのデジタル画像のプリントオーダーをコダックがインターネット経由で受注するサービス。自宅への郵送または指定販売店での受け取りが可能)やPhotoClick@Retail(コダックが構築・運用するサーバーを利用して、写真専門店が独自のサイトを開設。一般消費者からのデジタル画像のプリントオーダーを、写真専門店の独自サイトで直接受注し、自店舗で出力するサービスと結びつけることで、デジタル画像を簡単に銀塩プリントで出力するオンライン写真プリントの窓口を拡大する。(Phile-web編集部)

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