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オリンパス、超高精細413万画素でF1.8ズームレンズ搭載の高画質デジカメを発売

公開日 2001/06/26 17:22
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コンパクト&高画質を実現
●オリンパス光学工業株式会社は、超高精細413万画素CCDとその性能を最大限に引き出すF1.8という明るい大口径光学式3倍ズームレンズ(35mm〜105mm相当(35mmフィルム換算))をあわせて搭載し、クラス最高画質を実現したコンパクトデジタルカメラ「CAMEDIA C-4040ZOOM」を2001年 7月下旬から発売する。

高画質でデジタルカメラ市場をリードするオリンパスは、400万画素クラスのコンパクトデジタルカメラにおいても、その高精細CCDの本来の性能を充分に引き出すF1.8という明るいレンズを搭載し、ハイレベルな作画指向に応えるクラス最高画質を実現した。

「CAMEDIA C-4040ZOOM」は、超高精細413万画素CCDの性能を最大限に引き出すF1.8-2.6、35〜105mm(35mmフィルム換算)の明るい大口径マルチバリエータ3倍ズームレンズを搭載。この光学系はクラス最高レベルの明るさを誇るズームレンズである。ワイドからテレまで明るく、画素が微細化されるCCDの性能をフルに引き出すことができ、極めて高精細なデジタル写真の撮影が行える。同時に、レンズ収差、周辺光量差などを最小限に抑え、細部まで鮮やかでシャープな画像が得られるもの。

また413万画素CCDに対応した新エンジンの搭載で、処理をする情報量は増えても、処理時間は334万画素CCD搭載の「C-3040ZOOM」と同等の処理時間を実現。このような高速処理にもかかわらず、低消費電力設計で、「C-3040ZOOM」とほぼ同等の消費電力も実現している。

CCDの特性上、長時間露出を行うとノイズが増幅され、斑点のような模様がのった画像になりがちであるが、「CAMEDIA C-4040ZOOM」では、ノイズリダクション機能をONにすれば、長秒時(1/2秒以上で作動)には、シャッターを開けたのと同じ時間自動的にシャッターを閉じて撮影を行い、オリンパス独自のアルゴリズムでノイズ情報を削除してから画像の記録を行う。よりノイズの少ない美しい長時間露出での撮影が可能であり、夜景撮影や天体撮影、花火の撮影などに威力を発揮する。

また「CAMEDIA C-4040ZOOM」は、413万画素のオリジナル画像を、オリンパス独自の画像補間をおこなうことで、プリント時に3200×2400の768万画素相当での出力ができるプリント拡大モードを搭載しており、プロユースの印刷にも耐え得る高画質な出力が可能である。

さらに、画像のシャープネス(切れ味)を11段階で設定可能。印刷や加工など用途に合わせた画像を得ることができる。また画像のコントラストも11段階の設定が可能で、好みに合わせて画像のコントラストを選択でる。さらに、15段階の設定が可能なホワイトバランス補正機能も搭載しており、色合いを微妙に調整する事も可能だ。

作画指向の強いカメラユーザーや本格的なハイアマの要望に応える、よりスタンダードなプロ仕様である一眼レフタイプの「CAMEDIA E-10」にも匹敵するコンパクトモデルとして開発された「CAMEDIA C-4040ZOOM」。強力な新製品である。(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドOLYMPUS
  • 型番CAMEDIA C-4040ZOOM
  • 発売日2001年 7月下旬
  • 価格\115,000
【SPEC】●形式・記録方式: デジタルカメラ(記録・再生型) ●デジタル記録:JPEG(DCF:Design rule for Camera File System) TIFF(非圧縮)、DPOF対応 ●フォーマット方式: TIFF(非圧縮)、JPEG(DCF準拠) 動画:Quick Time Motion JPEG準拠 音声:Waveフォーマット準拠 ●記録媒体: 3V(3.3V)スマートメディア(4MB/8MB/16MB/32MB/64MB/128MB)  ●記録コマ数<静止画>:同梱16MBカード使用時(音声なし) 1〜16枚(TIFF)、約2枚〜5枚(SHQ)、約8枚〜16枚(HQ)、 約7枚〜49枚(SQ1)、約27枚〜165枚(SQ2) ●記録コマ数<動画> :同梱16MBカード使用時 1回の最長記録時間 HQ: 320 x 240で最大約32秒(音声付) 33秒(音声なし)  SQ: 160 x 120で最大約130秒(音声付) 148秒(音声なし)  ●撮像素子: 1/1.8型(インチ) CCD固体撮像素子、413万画素(総画素数) 398万画素(有効画素数) ●記録画像: 3200×2400(SHQ、HQモード)※ 2816×2112(SHQ、HQモード)※ 2272×1704(TIFF 、SHQ、HQモード) 2048×1536(TIFF、SQ1モード) 1600×1200(TIFF、SQ1モード) 1280×960(TIFF、SQ1モード) 1024×768(TIFF、SQ2モード) 640×480(TIFF、SQ2モード)※はプリント拡大モード時 ●ホワイトバランス: フルオートTTL(iESP)/プリセット(晴天、曇天、電球、蛍光灯) /ワンタッチホワイトバランス補正 ●レンズ: マルチバリエータ3倍ズームレンズ、オリンパスレンズ7.1−21.3 mm, F1.8−F2.6 7群10枚(35mmフィルム換算35 〜 105mm相当)  ●デジタルズーム: 最大2.5倍(光学3倍ズームと合わせて7.5倍)  ●露出制御方式: プログラム自動露出、絞り優先露出、シャッター優先露出、マニュアル露出 ●マニュアル露出補正(±2EV、1/3EVステップ毎):絞り優先=WIDE:F1.8-F10 TELE:F2.6-F10に設定可 シャッター優先=静止画 4〜1/800秒(メカニカルシャッタ併用)に設定可  マニュアル露出では16秒まで設定可 簡易動画モード1/30〜1/10000秒 ●オートブラケット撮影:0.3/0.6/1EV刻みで3段階もしくは5段階のブラケット枚数設定可能 ●測光方式 :撮像素子によるデジタルESP測光、スポット測光、マルチ測光可能、 AEロック ●フォーカス: TTL方式iESPオートフォーカス(コントラスト検出方式・焦点調節範囲0.2m〜∞) マニュアルフォーカス(ゲージ表示によるマニュアル設定可能) ●撮影範囲: <通常モード> 0.8m〜∞ <マクロモード>0.2m〜0.8m ●連写: 約 2コマ/秒・8枚(HQ、2272×1704モード) ●ファンクション撮影: モノクロ、セピア、白板、黒板 ●撮影感度: オート、約ISO100固定、約ISO200固定(約2倍感度アップ)、 約ISO400固定(約4倍感度アップ) ●ファインダー: 光学実像式ファインダー(視度調整付き) ●液晶モニタ: 1.8型(インチ)TFTカラー液晶(低温ポリシリコン)モニタ画素数:約114,000画素 ●フラッシュモード: オート発光(低輝度時自動発光、逆光時自動発光)、赤目軽減発光、発光禁止、強制発光、スローシンクロ(先幕効果、赤目先幕、後幕効果) ●フラッシュ充電時間: 約6秒以下(常温時、新品電池使用)  ●フラッシュ撮影範囲: W:0.8〜5.6m、T:0.2〜3.8m(ISO100時)  ●セルフタイマー: 作動時間約12秒 ●外部コネクター: DC入力端子、USB接続端子、AV出力端子(NTSC)、外部フラッシュ接続端子 ●使用環境: 温度: 0 〜 40°C (動作時)/-20 〜 60°C (保存時) 湿度: 30 〜 90% (動作時)/10 〜 90% (保存時) ●電源: リチウム電池パックLB-01(CR-V3)2個、単3ニッケル水素電池、リチウム電池または、ニッカド電池4本、アルカリ電池4本 単3マンガン電池は使用できません ●日付・時刻: 画像データに同時記録 ●自動カレンダー機能: 2031年まで自動修正 ●外形寸法:110W×76H×70Dmm(突起部含まず)  ●質量:320g (電池/カード別). ●主な同梱品: ストラップ、16MBスマートメディア、AVケーブル、カメラケース、レンズキャップ、レンズキャップひも、リチウム電池パック(CR-V3)2個、USBケーブル、キャメディアインフォメーションディスク