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松下電器が、チェコにデジタルAV用ソフトウェア開発拠点を設立

公開日 2001/06/21 19:10
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●松下電器は、欧州市場での研究開発活動強化の一環として、このほどチェコ共和国ピルゼン市に、デジタルAV機器用ソフトウェア開発を行うパナソニックソフトウェア開発研究所(チェコ)有限会社(略称PESDL)を設立した。

この研究所は、松下グループの欧州研究開発会社であるパナソニックヨーロッパ研究所(ドイツ)有限会社(略称:PEL、所在地:ドイツ共和国ランゲン市)の傘下で、当初はテジタルテレビやセットトップボックス用ソフトウェア開発に取組み、将来はパーソナル・コンピュータやモバイル機器用のソフトウェア開発にも取組む計画である。

新研究所の所長は、PEL傘下で、現在、次世代デジタルAV関連の技術開発を行っているパナソニックAVCヨーロッパ研究所(略称:PAVCEL)のライナー・ハイス所長が兼務。本年11月から本格活動に入り、2年以内に30名程度の体制となる予定だ。

なお欧州のデジタルテレビ関連分野では、PAVCELが中心となって英国BIB社向け双方向セットトップボックス(STB)やドイツのデジタルテレビ放送コンソーシアムFUN(Free Universe Network)の仕様に対応したSTBの開発等を行ってきましたが、今後は双方向テレビ・サービスの標準と期待される「マルチメディア・ホームプラットホーム」(MHP)を採用したデジタルテレビやSTB等の開発にも取組んでいく。今回設立したPESDLは、これらのプロジェクトをソフトウェア開発の面から支援していくものである。 (Phile-web編集部)

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