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松下電器がMDLP対応MDの高倍速録音&省電力要素技術を開発

公開日 2001/06/19 18:15
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●松下電器産業(株)は、ミニコンポで世界最高速録音を、ポータブルレコーダーで電池寿命世界最長をそれぞれ実現する、MDLP(MDロングプレイ)モード対応のMD要素技術を開発した。

今回開発されたLSI高速処理技術は、世界最高速度(標準、MDLPモード共に4倍速)でからMDへ録音するミニコンを実現する。また、システムおよびデバイスの省電力化により、録再モデルとして電池寿命世界最長(約100時間*1)のポータブルMDレコーダーを実現するものである。開発の概要は以下のとおり。

1. MDLPの演算処理を高効率で行なう、音声圧縮・伸張用DSP技術
MDLPモードの音声圧縮を高効率で処理するDSPを開発したことにより、世界で初めて、標準モードおよびMDLPモードの音声4倍速の圧縮処理を実現。
さらに、ポータブルレコーダー(通常音声速度で録音)に搭載する場合は、低動作周波数と低電圧(1.5V)動作による省電力を実現。

2. 録再アンプの消費電力を大幅に削減する、デジタルRFマトリクス技術
光ピックアップ制御信号の生成をLSIでデジタル演算することにより、録再用アナログICが簡素化し消費電力を当社従来比で約3/4削減。

3. 記録電流を低減する、省電力磁気ヘッド技術
形状およびコイル仕様を最適化して、高周波領域の磁気特性を向上した磁気ヘッドを開発したことにより、記録電流を当社従来比でほぼ半減。

4. システム全体の電力削減を行なう、省電力システム技術
省電力デバイスの開発と録再待機時の節電処理により、システム全体の平均電力を大幅に削減(当社従来比約50%減)。

従来技術による、松下電器のMDミニコンは2倍速録音、ポータブルMDレコーダーの電池寿命は約38時間(何れも標準モード)。 今回の回路技術は、SDオーディオプレーヤーなどポータブルオーディオ機器への応用展開が可能である。今後の新製品の登場が期待される。(Phile-web編集部)

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