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松下、大阪にもeHIIハウスをオープン! 〜秋には一般公開も〜

2001/06/11
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大阪・守口市にオープンしたeHIIハウス
●松下電器産業(株)は、ITを活用した新たな生活の提案や、そのライフスタイルを具体的に実現するサービスネットワークの構築、ネット家電で展開される新たなサービスの創出を目的とする「eHIIコンセプト」の発信拠点を、大阪府守口市にある松下電器技術館内に「eHIIハウス」として6月11日新設した。

eHIIコンセプトは、99年1月に発表したHII(Home Information Infrastructure)コンセプトを基礎に、情報環境の変化と情報関連技術の進展に対応して、家庭と社会を結ぶブロードバンドネットワークにまで概念を広げたもので、
(1) インターネットを中心とした通信
(2) BSデジタルなどの放送
(3) iモードなどの無線通信
の3つのネットワークからなる情報基盤を加えているのが特徴。

eHIIコンセプトは、家庭環境のみならず、モバイル空間、カー空間も『くらしの場』と捉え、個人がどこにいても、社会からのサービスや情報を自在に扱える「個人と社会、個人と個人がシームレスにつながるくらし」の実現をめざしている。

eHIIハウスでは、このコンセプトに基づいて近い将来、社会から提供される様々な生活情報サービスの事例や、個人の様々な情報活用の事例を実演展示している。

ホームでは、各種情報の入り口となり、かつ家庭内情報の交通整理をするホームゲートウェイ経由で、有線や無線といった最適な通信方法で「ネット家電」を接続し、エンターテイメント・クリエーション・コミュニケーション・くらし環境の4つの空間毎に機能を反映した接続を実現。

「ネット家電」には、デジタルテレビ、パソコン、電話・通信機器、白物家電を制御する家電コントローラ、そして、家の外で活躍する携帯端末、カーナビが含まれ、さらにこれらの機器にネット接続される周辺機器も展示される。

本年1月の東京品川のeHIIハウス開設につづいて関西にもオープンしたことで、さらにこのコンセプトが世の中に広まっていきそうだ。当面は東京と同様に官公庁、関係団体および関係業界のみの公開だが、今秋には一般公開する予定だ。秋まではちょっと時間があるが、待つ価値は充分にある。松下電器が考える未来生活をぜひ体験してみよう。(Phile-web編集部)

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