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<Bluetooth Expo 2001>ケンウッドの車載用1DIN“パソコン”が参考出品

2001/04/25
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車載用パソコン(左)はインダッシュDVD-ROM内蔵、ハンズフリー携帯電話システム搭載のカーオーディオ(右)
●4月24日〜26日、幕張メッセ(日本コンベンションセンター)にて開催中のBluetooth Expo 2001。携帯電話、PDA、ノートパソコン、デジタルカメラ等のあらゆる情報端末や家電製品を無線で繋ぎ、データ交換やコントロールを本格的に行う技術であるBluetoothの、最新の技術情報を紹介するこのイベントから、主だった内容をレポートしよう。

ケンウッドのブースでは、Bluetooth対応1DINサイズの車載用パソコンKDC-MX91bitのプロトタイプと、Bluetooth対応カーオーディオKDC-PSR91bitが参考出品されていた。

車載用パソコンは、Bluetoothで携帯電話を通じたインターネット閲覧や、ファイル転送などを行えるもの。 DVD-ROMドライブを搭載しており、車内で映画鑑賞なども楽しめるよう想定されたものだ。とはいえ、本製品はパソコンそのものなので、通常のパソコンでできることはすべてできる。発売が具体化される段階になれば、車での使用を想定したアプリケーションが採用されることとなろう。現段階の仕様では、操作はキーボードやマウスに頼るしかないが、将来的にはタッチパネルによる操作を予定しているとのこと。発売は未定。

カーオーディオは、Bluetoothによる携帯電話ハンズフリー操作を可能にするもの。すでにカーオーディオやカーナビゲーションでのハンズフリー通話システムは商品化されているが、Bluetoothによってシステムがワイヤレス化されるものである。

このように、ケンウッドでは、Bluetoothの採用をカーシステムを中心に計画している模様。Bluetoothの採用いかんにかかわらず、車載用パソコンは非常に興味ぶかい出展であった。(Phile-web編集部)

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