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富士通ゼネラル、新開発ビデオチップ搭載の42型ワイドプラズマディスプレイを発売

2001/03/29
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FUJITSU GENERAL PDS4229J-B
●株式会社富士通ゼネラルは、新開発のフルデジタル・ビデオプロセッサを搭載し、低価格化、低消費電力化、信頼性の大幅な向上と業界最高レベルの高画質を実現した42型ワイドプラズマディスプレイ「プラズマビジョン W」の新シリーズを、4月より発売する。

本機は、インフォメーションやプレゼンテーション用途に求められる仕様を徹底追及した結果、色温度調節機能やOSDなど高機能を装備し、効果的なプレゼンテーションに最適なモデルを実現した。質量においても42型で世界最軽量の28.5kgを実現し、設置性も向上させた。この超軽量を実現できた背景には、シミュレーション技術による徹底した構造部品の軽量化と新筐体の開発があるという。

注目の、新開発ビデオプロセッサーの能力は高い。「動き適応IP変換処理」、「高精細拡大/縮小フィルタ処理」、「拡縮追従型輪郭強調処理」、「デジタルAGC機能」、「コンポーネントビデオ入力信号の高精細デジタル信号処理」など、プラズマディスプレイ専用に開発された方式・性能を継承し、さらに「高精細デジタルマルチコンバージョン方式」を採用した。

ビデオプロセッサーの入力端子にはRCAコンポーネントやS端子などのほか、デジタル映像時代に応えたDVI、デジタルコンポーネント、10ビット映像信号入力回路などを搭載し、AV機器/PC関連機器を問わず、幅広い製品を接続できる。

また、3次元ノイズリダクション回路や新開発のデジタルPLLを用いた高精度自動位相調整機能、演算幅100ビット超の高精度デジタルスケーラ、さまざまな映像シーンに適用可能な複数個の多階調化適応γ処理など、富士通ゼネラル独自の技術を満載している。

ホームシアターでの使用を考えると、静音性もかなり重要なポイントになる。本シリーズは、外気温度適応型の放熱設計と新筐体構造の流路最適化などにより、耳障りな放熱ファンノイズを軽減し、24dBの静音化を実現。ホームシアターにおける静かな映像環境を提供する。(Phile-web編集部)



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製品スペックやデータを見る
  • ブランドFUJITSU GENERAL
  • 型番PDS4229J-B
  • 発売日4月
  • 価格¥OPEN
【SPEC】●消費電力:350W ●外形寸法:103.5W×64.0H×8.5Dcm ●質量:28.5kg ●画面サイズ:対角42インチ ●画面アスペクト比:16:9 ●表示画素数:水平852画素×垂直480画素(画素ピッチ 1.08mm×1.08mm) ●表示色:1677万色 ●入力端子:ビデオ入力 1系統(BNC)、S映像入力1系統、コンポーネントビデオ入力1系統、RGB入力 1系統(mini−D−SUB15P)、制御端子 RS−232C準拠(D−SUB9P)