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ソニーと東急、次世代CATVインターネットサービスの提供で合意

2001/03/27
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●ソニー株式会社、東京急行電鉄株式会社ならびに株式会社東急ケーブルテレビジョンの3社は、東急ケーブルのネットワークを使って、本年秋から順次、次世代型CATVインターネットサービスを提供していくことで合意した。この合意に伴い、東急ケーブルが発行する5%分の新株をソニーが取得する。

CATV網を活用する常時接続のCATVインターネットの普及が、ADSLやFTTHと同様に大きく広がりつつある。 今回のソニー、東京急行、東急ケーブルの3社の合意は、急速に拡大するCATVインターネットのユーザーに対し、メガクラスの大容量・高速通信を実現し、新規のブロードバンドコンテンツ・サービスを提供する次世代型インターネットサービスの実現を図るものだ。 さらに将来的には、家庭におけるパソコン以外のインターネット端末への接続環境も整備していく考えだ。

これに向け、東急ケーブルはソニーのリーダーシップのもと、ネットワークの効率的利用を可能にするマルチキャスト配信環境整備、 課金・認証・顧客管理等のシステム開発などに取り組んでいく。 また、従来東急ケーブルの放送で使われていないケーブルインフラの周波数帯域部分を活用して、メガクラス規模の高速配信環境の構築を目指す。

さらに東急ケーブルは、上記の実現に向け、AII株式会社(以下、AII)に次世代型CATVインターネットの接続サービス(ISP)業務の設計・構築・運用および、既存ISP業務に関するバックボーン接続、システムインテグレーション、将来に向けた改善を委託する。AIIはCATV事業者と協力し、ブロードバンド・インターネットをコンテンツと結びつけるISPサービスの提供を進めており、コンテンツ・サービス提供と併せ、エンタテイメントにあふれた次世代型CATVインターネットサービスの実現を東急ケーブルと協力して目指すことになる。 (Phile-web編集部)

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