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シャープ、Zaurusなどモバイル機器むけソフト環境にJavaを採用

公開日 2001/03/23 15:09
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●シャープは、通信端末機器むけの共通ソフトウェア実行環境として、サン・マイクロシステムズ社(以下、サン社)の開発したJava技術を採用した。今後、ザウルスをはじめとするPDAや携帯電話機、さらには広範な通信端末機器へ積極的に搭載していく。

PDA分野では、JavaをPDAソフトウェア世界戦略の軸と位置づける。国内のみならず今後の米国や欧州など全世界への展開において、Java実行環境でアプリケーション・ソフトウェア共通化を図り、真のオープン性、真のネットワーク連携により実現するPDAとして進化させていく。その第一歩として、ザウルスMI−E1用に、PersonalJavaの実行環境を4月4日からソフトウェア開発者に向けに商品化し、順次ソフトを拡充して一般ユーザー用に拡大していく計画だ。

また携帯電話機分野においても、通信キャリアのサービス展開と歩調を合わせ、Javaによる様々なアプリケーションを最大限に活用できる特長端末の積極的な創出をはかっていく。

さらには、同社が高い市場シェアを持つ、ファクシミリ、コードレス電話機など家庭用有線通信端末へのJava搭載を積極的に進め、家庭内インテリジェント・ネットワーク端末への進化を図るほか、モバイル&ホームIT実現に向けて、新規カテゴリーのネットワーク商品創出にも取り組んでいく。(Phile-web編集部)

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