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シャープ、パイオニアが早稲田大学と「1ビットオーディオコンソーシアム」を設立

公開日 2001/02/13 19:57
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●早稲田大学とシャープ(株)、パイオニア(株)は、次世代オーディオ技術の発展を目指し「1ビットオーディオコンソーシアム」を設立した。

早稲田大学 山芳男教授の提唱により研究開発が進められてきた「高速標本化1ビット信号処理」方式は、音源の収録/再生において原音に忠実で音質劣化の少ないクリアなサウンドを実現するとともに、ネットワークによる高効率データ伝送にも適した方式という声が高い。

特に、1ビットならではの高い信号変換効率による製品の大幅な省電力化や、極めて少ない発熱量により放熱機構を簡素化できコンパクト化も図れるなどの点が、次世代デジタルオーディオ時代の最適技術として高く評価されている。
 
この1ビットオーディオ技術を広く一般に知らせ、関連業界・消費者の利益及びオーディオの発展に寄与することを目的として産学協同によるコンソーシアムを設立し、活動していく。

本コンソーシアムの事務局はパイオニア本社内に置き、早稲田大学・シャープ・パイオニアが共同で運営にあたるという。(Phile-web編集部)


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