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日立から世界初32型ハイビジョン対応プラズマディスプレイ発売

公開日 2001/02/07 17:08
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各種スタンドのデザインはドイツのベルクリーン社が手掛けている
●日立製作所デジタルメディアグループは、世界で初めてビジュアルサイズ32型(映像表示サイズが32型。以下32V型と略す)を実現し、しかもハイビジョン解像度を持つプラズマテレビ「W32−PD2100」を4月10日から、BSデジタルハイビジョンプラズマテレビ「W32−PDH2100」を6月11日から発売する。

採用したプラズマディスプレイパネルは32V型のALIS(Alternate Lighting Surfaces Method)方式ハイビジョン対応プラズマディスプレイパネル。水平方向852画素、垂直方向1024画素で構成され、ビジュアルサイズで32型(画面寸法対角82cm、ブラウン管テレビ34型相当)を実現し、これまで
PDPでは困難とされてきたこのサイズでの高精細ハイビジョン表示を初めて可能にした。「W32−PD2100」は、BSデジタルハイビジョンチューナーを接続することでデジタルハイビジョン映像を高精細のまま再生できる。
 また、「W32−PDH2100」は、AVCステーションにBSデジタルチューナーを搭載したBSデジタルハイビジョンプラズマテレビだ。モニター部とチューナー及び映像処理回路を搭載したAVCステーションとを独立させ、モニター部とAVCステーションを部屋のレイアウトに合わせて好きな場所に設置することができる。
 また、薄型を生かしたさまざまな設置方法も提案、壁掛けユニット、モバイルスタンド、オープンスタンド、サイドラック、ローボートラックなどの専用スタンドを準備している。

 プラズマディスプレイは今まで42型や50型の大型サイズで、かつ価格が高い商品ばかりだったが、この製品が一般家庭へのプラズマテレビの普及を加速することになりそうだ。価格はオープンだが推定50万円台、BS搭載型で60万円台が見込まれている。
(AVレビュー編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドHITACHI
  • 型番W32-PD2100
  • 発売日4月10日
  • 価格オープン
【SPEC】
<ディスプレイ部>
●有効画面:922×522mm
●画素数:水平1024×垂直1024画素
●アスペクト比:16:9
●画素ピッチ:0.90(横)×0.51(縦)mm
●表示色(階調数):1677万色(256階調)
●輝度:600cd/m2(白ピーク時、パネル単体)
●視野角:160°以上
●消費電力(W): 358
●スピーカーユニット:((8cm×2cm)×2+(2cm)×1)×2
●音声出力:10W+10W
●本体寸法:1037W×648H×89Dmm
●質量:31.8(40.8:PDP+スピーカー×2+自立スタンド)
●ビデオ入力:4系統4端子(内ビデオ4入力はコンポーネント入力と兼用)
●S2ビデオ入力:3系統3端子
●モニター出力:1系統1端子
●コンポーネントビデオ入力: Y,PB/CB,PR/CR 1系統1端子、D入力 、2系統2端子(D4端子)
●光伝送受信入力 :1系統(送・受信機はオプション)
●RGB入力 :1系統1端子(ミニD‐Sub15ピン)
●その他の端子:専用デジタルバス・ヘッドホン出力
●消費電力:37W
●本体寸法:430W×120H×280Dmm
●質量:3.7kg
  • ブランドHITACHI
  • 型番W32-PDH2100
  • 発売日6月11日
  • 価格オープン