HOME > ニュース > シャープ、110度BS/CSデジタルに両対応したアンテナ用LNBを開発

シャープ、110度BS/CSデジタルに両対応したアンテナ用LNBを開発

2001/01/30
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
独自のマイクロ波技術と優れた耐候性を実現する実装技術を使用したという
●シャープは、本格的なデジタル放送の到来に合わせ、BSデジタル放送及びCSデジタル(東経110度CS)放送に対応した2衛星受信LNB(注)<BS1F6J>を開発、2001年1月よりサンプル出荷、2月より量産を開始する。

昨年10月に打ち上げられたCS衛星(N−SAT−110)から、本年秋から冬にかけて新たなデジタル放送サービスの開始が計画されている。110度CS衛星はBS衛星と同経度のため、1つのアンテナで両衛星からの受信が可能となる。これにより、BSデジタル/CSデジタルに両対応したアンテナが多数発売されると予想できる。

110度CS/BSデジタル両対応アンテナはすでにマスプロから発表されているが、このLNBの登場により、多メーカーからも製品が登場してきそうだ。

LNB(Low Noise Block down converter):
アンテナ直下で、衛星からの電波を同軸ケーブルで伝送できるように変換するコンバーター

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE