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アップル、簡単にDVDオーサリングが行える「iDVD」などのソフトウェアを発表

公開日 2001/01/10 11:12
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●アップルは本日、革新的な新しいソフトウェア、「iDVD
(アイディーヴィーディー)」と10万円台のお求めやすい価格では初めてフル機能を提供するDVDオーサリングツール、「DVD Studio Pro(ディーヴィーディースタジオプロ)」を発表した。

iDVDは、まるでプロが創ったようなDVDタイトル(一般のDVDプレーヤーで再生可能)を、個人ユーザでも素早くかつ簡単に制作できるソフトウェア。CDおよびDVDの読み書きができる画期的な新型ドライブ、「SuperDrive(スーパードライブ、DVD-R/CD-RW両用ドライブ)」を搭載したPower Mac G4に付属される。iMovieのビデオ素材、QuickTimeファイル、および静止画像をiDVDの高速
MPEGエンコーダを使い、DVD用のフォーマットに変換することや、iMovieのビデオ素材や画像データをDVDのプロジェクト画面へドラッグ&ドロップで編集することなどができる。一回のクリックで、Power Mac G4のSuperDrive(DVD-R/CD-RW両用ドライブ)によりDVDに書き込みが可能となっている。同社のオンラインストア「AppleStore」にて5千8百円で販売される予定だ。

「DVD Studio Pro」では、MPEG-2とDolbyDigitalにビデオとオーディオをそれぞれエンコーディングできる。また、最大99のビデオトラックと多言語トラックを使ったDVDオーサリングや、DVDにスライドショーを加えたり、レイヤー情報を持つPhotoShopの
ファイルやビデオクリップから静止画メニューや動画メニューを作成したり、Webへのインタラクティブなリンクを張ったりすることもできる。こちらの価格は12万8千円。

また同社は、自分のMacにオリジナルのミュージックライブラリを作成し、整理・活用するためのソフトウェア「iTune」の無償ダウンロードも開始した。このソフトでは、ミュージックCDから好きな曲をMacに取り込み、広く利用されているMP3フォーマットへ圧縮し、Macのハードディスクへ保存、パワフルな検索やブラウズ機能、およびプレイリスト機能を活用して音楽を整理できる。また、Macのスクリーン上に音楽に合わせたビジュアルを表示したり、オリジナルミュージックCDの作成などをしたりといった、すべての機能が一つになっているので扱いやすそうだ。(Phile-web編集部)

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