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ビクター、圧縮音楽やハイファイ音声の音質を向上させる「CCコンバーター」を開発

公開日 2000/12/21 11:49
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「CCコンバーター」LSI
●日本ビクター(株)は、デジタルネットワーク時代に対応し、各種圧縮音楽の大幅なる音質向上を実現しつつ、Hi-Fiオーディオの音質改善も図ったデジタル信号処理技術「CCコンバーター(コンプレッション・コンペンセイティブ・コンバーター)」の開発と、そのLSI化、ソフトウェア化に成功した。

本技術は各種デジタルオーディオコンテンツの信号フォーマットに応じて、bit拡張および周波数帯域拡張を行うもので、量子化bit数を最大24bit、帯域周波数を最大4倍に拡張して、オリジナル・サウンドのもつ微妙なニュアンスまでも再現する同社独自の新しい信号処理技術。これによりMD、半導体オーディオ、BSデジタル放送等の圧縮音楽はCDに近づくリアリティ・明瞭度に、通常のCDはDVDオーディオレベルの高音質再生を可能にする。

この技術を搭載した1チップLSIは圧縮音楽/Hi-Fi音楽に対応した2つの信号処理ブロックを搭載し、多様化するデジタル音楽ソースの高音質化を実現する。ジャンルを問わず、すべての音楽に対応し、音楽本来の持つなめらかさ、余韻、臨場感、リアル感の再現性を向上させるという。(Phile-web編集部)

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