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WOWOWとH"のジョイントで実現した視聴者参加型BSラジオ

公開日 2000/12/05 18:26
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● DDIポケット株式会社は、株式会社WOWOWのBSデジタルラジオ放送「WOWOW wave1(ワウワウウェーブワン)」において、新しいコンセプトとなる視聴者参加型番組「Digi-box」にfeel H"(フィールエッジ)でタイアップし、新しい番組づくりに参加する。

 12月より開始されたBSデジタル放送は、テレビ放送においてデジタルならではの高画質と高音質を実現し、データ放送、さらにはBSデジタルラジオという新しいメディアを生み出した。このうちBSデジタルラジオは、従来のラジオと違い、デジタルステレオ音声と、データ放送の技術を利用した静止画像が連動するもので、音声という枠を超えた新しい映像メディア、いわば「絵つきラジオ」だ。

 今回の「Digi-box」は、DDIポケットのfeel H"とWOWOW Wave1がドッキングして実現する、視聴者参加型の全く新しい形の番組。音声+データの「絵つきラジオ」のメリットを活かし、視聴者がfeel H"で画像とメールを作成し、かつ好みの曲を選択し音声メッセージ(DJ)を吹き込むことで、約10分間の番組を投稿できるもの。作成した画像とメール(メッセージ)がデータとしてテレビ画面上に映し出され、かつ吹き込んだDJ(音声メッセージ)と選択した曲やジングルがラジオとして流れる。

 番組へはH"及びfeel H"からH" LINKにアクセスして参加できるが、画像を使った参加は映像撮影機能を有するfeel H"に限られる。
 これまでの参加型番組は葉書や音声電話などでの曲のリクエストや悩み事相談といった形が一般的であったが、放送のデジタル化と通信端末の高度化、そして両者のジョイントにより、番組自体を視聴者が簡単に制作でき、かつ広く放送することができる「Digi-box」は、これからの放送や通信の形態に大きな影響を与えることができるものと考えられる。

(AVレビュー編集部)

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