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NTTドコモ、PHSを利用した映像配信サービスを開始

2000/11/30
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左は端末「eggy」、右はサービスのロゴマーク
●NTTドコモは、ドコモのPHSを利用し、ワイヤレスによるMPEG4を使った動画配信としては世界初の映像配信サービス「M‐stage visual(エムステージ・ビジュアル)」を開始する。

本サービスは、M‐stage visualサービスに対応した端末「eggy(エッギィ)」から、ドコモのインターネット接続サービス「mopera(モペラ)」に接続し、47チャンネル130番組以上(平成12年12月8日時点予定)の映画や音楽などのエンターテインメント情報及びニュース、スポーツ等の各種コンテンツを、ストリーミング又はダウンロードにより利用するもの。

サービスは12月8日(金)から全国一斉に開始し、サービス提供エリアは全国のドコモのPHS64K、32K提供エリアとなっている。サービス利用にあたり、料金としてPHS基本使用料のほかに

(1) M‐stage visualサービス利用料 200円/月
(2) PHS通信料 15円/分
(3) 情報料(有料情報の場合別途コンテンツ毎に設定された料金が必要となる)

の3つが必要となるが、来年5月末までは(1)のサービス利用料は無料となっている。

端末「eggy」には、557×234ドット/バックライトつきTFT液晶パネルの他に、35万画素プログレッシブCCDカメラを搭載。このCCDカメラで動画や静止画を撮影することができ、メールに添付して送ることもできる。その他、顔写真つきアドレス帳や簡易ブラウザーなど、ちょっとしたPDA並みの機能を搭載している。

来年には同社がW-CDMAサービスを開始し、動画の配信は当たり前のことになっていくだろうが、それまでにこのサービスがどのくらいの利用者を稼ぐことができるか、興味ぶかいところだ。(Phile-Webスタッフ)

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