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小型・高画質デジカメを実現する業界最小サイズのCCDとチップを開発

2000/10/26
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●シャープは、高性能でコンパクトな高画質デジタルスチルカメラを実現する小型光学系サイズ1/1.8型400万画素CCDを業界で初めて開発した。同時に、400万画素CCDに対応したデジタルスチルカメラ用1チップ信号処理LSI、CCD周辺ICを開発し、システムソリューションとして提供する。2000年11月からサンプル出荷、2001年4月から量産出荷を開始する予定だ。

デジタルスチルカメラは、パソコン周辺機器としてだけでなく、フィルムカメラの置き換え等により、需要が急速に拡大しており、2000年度には世界で1千万台を超える出荷が見込まれている。また、高画質出力のニーズが高まるにつれ、CCDの高画素化が進んでおり、国内市場では200万〜300万画素クラスのCCDを採用したデジタルスチルカメラが主流になっている。

今回同社が開発した400万画素CCDは、1/1.8型(対角9.1mm)の小型化を実現しており、コンパクトかつ、高性能な(A5サイズまでフィルムカメラと同等の高画質出力が可能)デジタルスチルカメラに最適。また、デジタルスチルカメラに必要な信号処理、記録、表示のためのキーデバイス/基本ソフトをまとめて提供することで、システムの開発期間を大幅に短縮することが可能になった。

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