ヤマハ、新型マルチメディアアンプ、スピーカー等3モデルを発売

AP-U70とNS-U30のシステム例

●ヤマハ株式会社は、USB接続対応のパソコン用高音質オーディオシステム、マルチメディア・アンプ「AP-U70」、マルチメディア サウンドプロセッサー「DP-U50」、およびスピーカーシステム「NS-U30」を、<サウンドステーション＞シリーズの新製品として11月20日（月）より発売する。

今回発売するマルチメディア・アンプ「AP-U70」、マルチメディア サウンドプロセッサー「DP-U50」は、世界初のUSB対応オーディオアンプとして大きな反響を呼んだ「RP-U100」に続く、ヤマハ＜サウンドステーション＞シリーズの第2弾。「AP-U70」は定格出力20W＋20Wのパワーアンプ内蔵のプリメインタイプ、「DP-U50」はパワーアンプ非内蔵でパワードスピーカーとの組み合わせに最適なプロセッサータイプである。

いずれもUSBインターフェースによって、手持ちのパソコンと本機とをダイレクトにデジタル接続することで、ノイズや音質劣化の少ない高音質のマルチメディアサウンドを再生する。また「ニアフィールド・シネマDSP」、「バーチャル・ドルビーデジタル」、「DTSバーチャル5.1」搭載により、DVDなどの5.1chデジタルサラウンド音声を2本のスピーカーでデスクトップ上に再現可能。さらに、すべてのプログラムのサラウンド効果がヘッドホンで楽しめる「サイレントシアター」も搭載しているのも注目だ。

さらに今回の2モデルでは、MDレコーダーをはじめとする外部録音機器へのデジタル録音、パソコンへのUSBキャプチャー、内部DSPで加工したサウンドの録音およびUSBキャプチャーなど録音機能も充実。また24bitのハイサンプリング高品位オーディオ、4chおよび6ch（5.1ch）のUSBマルチチャンネル・オーディオ再生にも対応している。

なお、同時発売のスピーカシステム「NS-U30」は、「AP-U70」にマッチするスラント（傾斜）デザインと、明るいチェリー調仕上げの木質系キャビネットを採用したアンプ非内蔵の密閉・防磁型2ウェイスピーカー。「AP-U70」との組み合わせで、デジタルソースのクオリティを忠実に再生する。（AV REVIEW編集部）