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カノープスよりUSB対応 MD-Portニューエディション 登場

公開日 2000/10/05 16:46
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●カノープス株式会社は、USB対応デジタルオーディオインタフェースユニット 「MD-Port NewEdition (\16,800)」を2000年10月末より販売開始する。
 
MD-Port NewEditionは、USBケーブルでPCと接続するデジタルオーディオ入出力ユニット。 CDプレイヤーやMDレコーダなどを接続して、デジタルオーディオ信号をPCに入出力することができる、デジタルオーディオインタフェースユニットである。

2000年6月発売の「MD-Port」の最新バージョンとなる「MD-Port NewEdition」では、付属のオーディオソフト「MP3 BeatJam」を最新版の「MP3 BeatJam X-TREME」に更新、さらに光オーディオケーブルも標準添付とし、購入してすぐにデジタルミュージックを楽しめる。また、その他添付ソフトウェアも最近発売された新しいOS、Windows Me 対応の最新版が付属している。

「MD-Port NewEdition」は拡張ボードタイプの製品とは異なり、 PC筐体内の電磁ノイズから受ける影響のないUSB対応オーディオデバイスである。さらにコンパクトなボディで、電源もUSBから供給されるので、ノートPCにも簡単にデジタルオーディオインタフェースを追加する場合も最適だ。接続時には、ユニットのロゴ部分がライトアップされる。 重量約200gのあえて若干重いケース採用で、接続したときにUSBケーブルの張力によって本体が浮き上がったり滑ったりすることがないという。

MD-Portのデジタル出力端子はヘッドフォン出力とも兼用になっており、PCにMD-Portとヘッドホンをつなぐだけで、インターネットで収集したデジタルサウンドやCDから集めたアルバムなどを、PC標準のサウンド機能とは比べものにならない高音質で楽しむことができる。

MD-Portの光デジタル入力からは、高音質ハードウェア・サンプリングレートコンバータによって44.1kHzに統一した録音を行う。様々なデジタルオーディオソースを高音質で44.1kHzに変換できるので、オーディオCDの作成などにそのまま使えるファイルを作成できる。

ハードディスク上に蓄積したデジタルサウンドは、MD-Portを使って手軽にMDデッキでMDディスクに録音でき、アウトドアに連れていきたい音楽作りも簡単に行える。出力時のサンプリングレートは44.1kHzなので、サンプリングレートコンバータのないMDレコーダでも録音できるようになる。NewEdition では、光デジタルケーブルを2種類添付している。

オーディオデータはWAVEのほかMP3形式でリアルタイム録音・再生することもでき、録音、再生、形式変換、曲のリストプレイなどは、統合型マルチメディアコントローラ 「MEDIACRUISE」で簡単に操作することができる。(デジタルサウンド編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドカノープス
  • 型番MD-Port NewEdition
  • 発売日10月末
  • 価格\16,800
【SPEC】
●PC接続端子: USBレセプタクル(シリーズB:USB Version 1.1準拠)
●オーディオ入力端子: 光ミニコネクタ1系統(EIAJ CP-1201準拠)
●オーディオ出力端子: 光ミニコネクタ1系統(EIAJ CP-1201準拠)ヘッドフォン専用のステレオミニジャックと兼用
●サンプリング周波数: 入力 48kHz, 44.1kHz, 32kHz(EIAJ CP-1201準拠) 出力 44.1kHz
●外形寸法(突起部含まず) :75(W) x 94(D) x 22.5(H) mm
●重量 :200g(本体のみ)
●消費電流: 約250mA
<製品構成>
* MD-Portユニット
* USBケーブル(1m)
* 光ケーブル2本[角形−丸形, 丸形−丸形](各1.5m)
* CD-ROM
* マニュアル