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日本ビクター、0.7インチでSXGA+のD-ILA素子を開発、外販開始

公開日 2000/07/26 17:58
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●日本ビクター(株)は、SXGA+(1400×1050)の解像度としては業界最小サイズのD-ILA素子(反射型液晶素子)を開発し、同社独自技術を活かすディスプレー用デバイスのラインアップを強化、事業を拡大していく計画だ。

新開発の0.7インチD-ILA素子は、従来の0.9インチ素子をベースに一層の小型化を図りながら、解像度のレベルをSXGAからSXGA+へと高めることに成功した。D-ILA固有の、高解像度と高開口率(明るさ)の両立を可能にしたLCOS(Liquid Crystal on Silicon)構造の特徴を活かし、高解像度PCディスプレーの基準となりつつあるSXGA+レベルに完全対応すると同時に、リアプロジェクションTVや家庭用の小型・軽量プロジェクター用デバイスとしての利用にも適している。なお、現行の0.9インチサイズの素子も、継続して販売する予定だという。

液晶やDLPなど、様々な素子を活用したホームシアター用製品が増えている中、ゴーズアローンの姿勢を崩さないビクター。この小型高精細なD-ILAチップを使った製品の画質がどの程度のものなのか、AV REVIEWでも注目したい。(AV REVIEW編集部)


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