“現在のLINNテクノロジーを凝縮”

LINN、新世代フラグシップスピーカー「360」。2000万円超の“System”など3種

公開日 2023/04/24 10:53 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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LINNは、ブランド創立50周年を記念して、新世代のフラグシップスピーカー「360」を発売する。“現在のLINNテクノロジーを凝縮させたスピーカー”としており、6月に発売を開始する。

LINN「360」。左からAlpine White、Piano Black、Single Malt、Linn Heritage、Clyde Built

価格は以下の通り(ペア/税込)。
360-PWAB(Passive with Aktiv Bass) 11,550,000円
360-EXAKT Integrated Aktiv 18,700,000円
360-System(KLIMAX SYSTEM HUB + 360-EXAKT) 20,900,000円

「360」のドライブユニットはいずれも共通で、トゥイーターには19mmベリリウムドーム、ミッドレンジは64mmのカーボンドーム、ウーファー(Upper)は190mmのアルミニウム/マグネシウムコーン、ウーファー(Lower)は220mmのロングスロー設計のアルミニウム/マグネシウムコーンとなっている。なお技術的な詳細は後日追って案内するとしている。

360 ARRAY

仕上げはグラスゴー・コレクションとしてClyde Built、Single Malt、Linn Heritageの3種類と、クラシック・コレクションとしてPiano BlackとAlpine Whiteを用意。その他カスタムカラーにも対応する。

ミッドレンジ部

ウーファー部

「360-PWAB」は、低域のみをアクティブで駆動、残りの3ウェイがパッシブタイプのスピーカー。クロスオーバーはアナログにて処理される。アンプとの接続は、3組のスピーカー端子並びにアクティブの低域はXLRとなる。

「360-EXAKT」は、EXAKTにて接続される4ウェイスピーカーとなり、クロスオーバーもEXAKTデジタルにて処理される。接続はEXAKT LINKを使用する。

「360-System」は「360-EXAKT」にヘッドユニットとしてKLIMAX SYSTEM HUBが追加されたもの。いずれのモデルもLINN独自の音場補正機能「Space Optimisation」を利用可能で、「360-PWAB」はDSMによるSpace Optimisationに、「360-EXAKT」と「360-System」はEXAKTによるSpace Optimisation+に対応している。

スピーカーの共通サイズは411W×1141H×484Dmm、質量は70kg(スタンド含む)。キャビネット容量は60リットルとなっている。

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