2ウェイ構成でD級アンプ採用

AIRPULSE、設置環境に最適化できるニアフィールドモニター「SM 200」

公開日 2023/01/27 00:00 編集部:平山洸太
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ユキムは、同社が取り扱うAIRPULSEブランドのアクティブスピーカー「SM 200」を2月1日に発売する。価格はオープンだが、税込242,000円前後の実売が予想される。

SM 200

音楽、映像、放送制作などの小さなコントロールルームでの使用を想定した「パワード・プロフェッショナル・ニアフィールド・モニタースピーカー」。同ブランドの既存モデルと同様に、アビーロード・スタジオにも導入されたニアフィールド・モニター「AE-1」を手がけたフィル・ジョーンズ氏が設計を行っている。

背面の各種操作部

スピーカーユニットは、ホーン搭載型リボン・トゥイーターと、ロング・ストローク設計の13.5cmアルミコーンウーファーによる2ウェイ構成を採用。バイアンプのクラスDアンプを搭載し、トゥイーターは15W、ウーファーは65Wで駆動する。再生周波数帯域は45Hz - 40kHzで、最大音圧レベル(SPL)は104dBとなる。

DPS制御のクロスオーバーを採用し、クロスオーバー周波数は2.5kHz。部屋の音響特性や設置環境に最適化するための機能として、高域(4.5kHz以上)と低域(250Hz以下)を±3dBの範囲で調整できるSHELFフィルターを搭載する。このフィルターにより、たとえば壁との距離に応じた低域バランスや、吸音性の違いによる高域減衰の調整可能だ。さらに、ハイパスフィルターの開始周波数(20Hz - 100kHz)と、スロープ・カーブ(6/12/18/24dB)の調整、出力レベルの調整(-70dBから+6dB)にも対応する。

キャビネットはバスレフ型で、リアパネルにはXLRとRCAのアナログ入力、6.35mmTRS入力(バランス)を装備する。また、出力レベルのデジタル表示もLRそれぞれで備える。外形寸法は185W×319H×318Dmm、質量は8.4kg。リモコンおよび電源ケーブルを付属する。

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