硬質アルミ合金振動板を搭載

フォステクス、小口径フルレンジスピーカー向けのホーンスーパートゥイーター「T96A-SA」

公開日 2022/05/26 13:17 編集部:杉山康介
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フォステクスは、アルニコマグネット採用のホーンスーパートゥイーター「T96A-SA」を、6月上旬より数量限定発売する。価格は41,800円(税込/1台)。

T96A-SA

同社のスーパートゥイーター「T96A」をベースに、小口径フルレンジスピーカーとの組み合わせを重視して開発したというモデル。ホーンとイコライザーには、鋼材に匹敵する硬度を持つというアルミ合金を採用することで、共振音が少なく自然で美しい響きを実現したとする。

振動板は硬質アルミ合金をリング形状に成型したもので、トランジェントに優れ、浸透力のある音を再生すると説明。この特性を基に適正な音圧となるよう調整を施すことで、より自然でスムーズなつながりと音場を形成するとのこと。

磁気回路にはアルニコマグネットを採用し、小型ながら高い磁束密度を追求。入力端子はバナナプラグ対応の金メッキターミナルで、内部配線に銅・銀合金撚り線を使用し、高音質化を図っている。

製品の背面部

再生周波数帯域は6k - 35kHzで、インピーダンスは8Ω、音圧レベルは96dB/W(1m)。カットオフ周波数は5kHzで、推奨クロスオーバー周波数は8kHz以上(12dB/Oct)。入力は15W、質量は680gとなっている。

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